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思い描く成功

成功する姿を思い描きましょう。どんなふうに成功したいのか、しっかりイメージしましょう。数字の目標をたてたり、言葉で表現するのもいいでしょう。でもできれば、絵やイラスト、写真などで、実現したい未来を描いてみましょう。数字や言葉を見るよりも、画像でイメージしたほうが、実現したいという気持ちが湧いてきやすくなるはずです。あなた自身、起業によってどんな成功を手に入れたいのか、あなたのなりたい姿を画像イメージにしましょう。そうして、そのイメージを見ながら、それを実現したいと強く思いましょう。

思い描く成功

実際に起業を成功に導くようなイメージとはどのようなものでしょうか。ここでは思い描くと良いと思われる「成功のイメージ」について考えてみましょう。
「お客さんから選ばれるイメージ」:ビジネスはお客さんから選ばれてこそ成り立ちます。起業を成功させるためには、なによりもまずお客さんから選ばれるように商品やサービスを工夫することです。お客さんから選ばれるためには、「選ばれる理由」がなくてはなりません。「あなたがお客さんから選ばれる理由は何ですか?」と聞かれて、スラスラ答えられないようでは起業家として失格でしょう。まずは、「お客さんから選ばれるイメージ」をはっきりと思い描き、それを実現したいと強く思いましょう。
「従業員たちが喜んで働くイメージ」:起業は人で成り立ちます。人が活き活きと働いている企業は輝きます。従業員たちが積極的に働かなければなかなか事業は上向きません。起業家は雇った従業員たち喜んで働くようになるよう、彼らのモチベーションを維持・向上していくような工夫をしていく必要があります。従業員がいつも目を輝かせ、ワクワクしながら喜んで働くようなら、事業も軌道に乗りやすいでしょう。事業を軌道に乗せるためにも、「従業員たちが喜んで働くイメージ」をはっきりと思い描き、それを実現したいと強く思いましょう。
「みんなから信頼されるイメージ」:ビジネスは信頼関係が重要です。起業するときは、信頼できる人脈をつくることが大切だといわれています。そのためには、まず自分自身がみんなから信頼されるような存在になることが大切です。みんなから信頼されるためには、どんな姿をしているべきでしょうか、どんなことを話すべきでしょうか、どんな行動をするべきでしょうか。起業家として成功するためにも、「みんなから信頼されるイメージ」をはっきりと思い描き、それを実現したいと強く思いましょう。
「ライバルに勝ち続けるイメージ」:市場に参入すればライバルとの競争が待っています。ライバルとの競争は市場に参入している限り、ずっと永遠に続きます。市場で優位に立つには、ライバルに勝ち続けなくてはなりません。ライバルに負けていては、事業はどんどん苦しくなります。ライバルに勝つためには、市場において何が勝ち負けを決めるのかを学ばなくてはなりません。市場で勝つためには「コスト競争力」が最も重要といわれていますが、それだけではありません。市場は社会状況によって変化しますから、どうすれば市場で勝ち続けることができるのか、経営者は学び続けなくてはなりません。「ライバルに勝ち続けるイメージ」をしっかり持って、どうすれば勝てるかを常に学び続けましょう。
「リッチなセレブになるイメージ」:お金持ちで有名な起業家になりたい。そう思って起業をするのもよいでしょう。実際に成功している起業家を見て、その人のようになりたいと思えば、イメージもしやすいでしょう。この場合に大切なのは、成功している人のしていることを全て受け入れることです。中途半端でなく、完全にその人になりきるぐらいのつもりの方がいいでしょう。「リッチなセレブになるイメージ」をしっかり心に刻み込んで、しゃべり方、行動のしかたから考え方や生活習慣まで、自分自身を変えていきましょう。
「会社を大きくするイメージ」:起業して、小さなビジネスのままで満足する人も少なくありません。でも、どうせ起業するなら大きな会社に成長させたいのではないでしょうか。なかなか会社が大きくならないのは、経営者が会社を大きくするイメージが出来ていないからかもしれません。小さな会社を大きく成長させるにはさまざまな障壁や課題があります。その課題を乗り越えるためには、まずは経営者が「会社を大きくするイメージ」をしっかり持つことが大切です。
「あこがれのブランドになるイメージ」:ビジネスが成功するためには、ブランド力は重要な要素です。人々が「欲しい」、「手に入れたい」と思うようなあこがれのブランドになることができれば、ビジネスも軌道に乗りやすいです。起業家が新しい事業を軌道に乗せるためには、まずブランドについて学び、ブランド力を持つにはどうすればいいかを知っておく必要があります。「あこがれのブランドになるイメージ」をしっかり持って、自らの商品やサービスのブランド力向上に取り組みましょう。
「末永く愛されるイメージ」:スグに消える事業と末永く愛される事業とは何が違うのでしょうか。せっかく新しい事業を立ち上げたら、できればスグには消えずに末永く続いてほしいものです。事業が末永く続くためには、お客さんから末永く選ばれ続ける必要があります。お客さんから末永く選ばれ続けるためには、なにか自分たちの商品やサービス、あるいは自分自身に「愛される要素」が必要です。起業家は、末永く愛されるための要素をつくり、あるいは増やしていくことを考えなくてはなりません。スグに消えてしまう起業家にならないためにも、「末永く愛されるイメージ」をしっかり持ちましょう。
「自分自身が幸せになるイメージ」:起業家はサラリーマンと違い、好きなことができるから幸せだという人がいます。逆に、毎日どうなるかわからない不安な日々を過ごすのだから大変だという人もいます。せっかく起業するのなら、起業して良かった、幸せだと思うような日々を過ごしたいものです。起業するときは自分自身の幸せを犠牲にしないようにしましょう。「自分自身が幸せになるイメージ」を強く持って、何よりも自分自身幸せを大切にしていきましょう。
「家族、親族や友人を幸せにするイメージ」:起業することで、家族や周りの人々を不幸にしてしまうのはよくありません。家族、親族や友人との関係が悪化するのであれば、起業家自身にとっても不幸なことでしょう。起業家は自分自身だけでなく、家族、親族や友人たちも幸せにするための工夫をしていかなくてはいけません。「家族、親族や友人を幸せにするイメージ」をしっかり持って、みんなの幸せが実現できるような成功を目指していきましょう。
「後世に名を残すイメージ」:せっかくの人生です、後世に名を残すような大きな業績をあげたいものです。時と共に忘れ去られてしまうような起業家ではなく、後世に名を残すような起業家を目指しましょう。人々の記憶に残り、後世に名を残すにはどうすればいいでしょうか。「後世に名を残すイメージ」をしっかりもち、それを実現したいと強く願いましょう。
起業家がどんなイメージを持つかによって、事業の将来は大きく変わってきます。ぜひとも成功するイメージを思い描いて、その成功に向かって着実に歩を進めましょう。

起業のリスク

起業とは新たに事業を始めること、いままでやっていなかったことにチャレンジすることです。新しいチャレンジにはリスクがあります。起業するときには、どんなリスクがあるかをよく調べておくと良いでしょう。でも、リスクばかりを気にしていては、チャンスをつかむことはできません。リスクをおそれて中途半端になってしまうのも良くありません。起業するときは慎重であるべきですし、同時に大胆であるべきです。慎重過ぎでもチャンスはつかめませんし、大胆過ぎでも失敗しやすくなります。

思い描く成功

成功する姿を思い描きましょう。どんなふうに成功したいのか、しっかりイメージしましょう。数字の目標をたてたり、言葉で表現するのもいいでしょう。でもできれば、絵やイラスト、写真などで、実現したい未来を描いてみましょう。数字や言葉を見るよりも、画像でイメージしたほうが、実現したいという気持ちが湧いてきやすくなるはずです。あなた自身、起業によってどんな成功を手に入れたいのか、あなたのなりたい姿を画像イメージにしましょう。そうして、そのイメージを見ながら、それを実現したいと強く思いましょう。

モチベーションと気分

実際の話、起業を成功させるのに一番大切なのは起業家本人のモチベーションと気分です。モチベーションは起業家が立ち上げた事業を成功させるために自らを駆り立てる動機づけです。そして、気分は本人の気持ちの浮き沈みです。事業を成功させようとする本人の情熱、熱意がまわりの人々に伝わるくらいあふれていれば、自然とまわりの人々もその人に協力するようになります。明るくて前向きな人には人が集まります。起業家本人が暗く落ち込んでいるようでは、事業の成功は難しいでしょう。モチベーションと気分次第で、事業の成否は大きく変わってくるのです。

天の時

事業を新しく立ち上げるには、タイミングを見計らわなくてはなりません。立ち上げるタイミングが良いか、悪いかで、事業の成否は大きく左右されます。良いタイミングでスタートできればうまくいきやすいでしょう。一気に軌道に乗せることも夢ではありません。しかし、タイミングがずれてしまうと、せっかく起業しても上手くいかず、ずるずると失敗に向かってしまうかもしれません。新しい事業を成功させるには、どんなタイミングで立ち上げると良いのか、起業家はよくよく気をつけなくてはなりません。

地の利

起業するときは、地の利を上手く活用することが大切です。どの場所で起業するかによって、その環境条件は大きく変わってきます。そこで手に入れることができる材料、そこで集まってくるお客さん、そしてそこにすでにいるライバルなどが、事業に様々な影響を与えます。できればライバルがいなくて、良いお客さんがたくさんいる場所で起業したいですが、そんな条件の良い場所はそうそうあるものではありません。ひとたび場所を選んで起業したら、その起業した場所の環境条件をよく理解して、うまく地の利を活用していくことです。

人の和

起業で大切なのは人の和です。周囲の人々の協力なくして、起業は成功しません。情報を集め、戦略を練って、良いプランを立てたとしても、誰も協力してくれなければ、事業は成功しないことでしょう。起業家に必要なのは、人の和を作り出す求心力であり人望です。周りの人々に「この人に協力しよう」、「この人の夢を実現させてあげよう」、あるいは、「この人についていこう」と思わせるような人であれば、たとえ最初のプランには多少の問題があっても、成功しやすくなります。人の和が、起業を成功に導くのです。

お金

起業にはお金がかかります。事業を立ち上げるには資金が必要です。なにかにお金をかけるからには、かけたお金以上の収益があがるようにしたいものです。起業をする際は、通常は立ち上げる事業の費用対効果を事前に調べ、利益の見込みをたてます。儲かると思うから事業を立ち上げるのです。しかし実際に起業してみると、予想外の事態がおきて思うようにいかないことも珍しくありません。また、お金の管理がしっかりできていないと、せっかく事業を立ち上げてもお金の残らない経営になってしまいます。起業するからには、お金を大切にしなくてはなりません。

知識と知恵

起業家として成功するにはどんな知識・知恵が必要でしょうか。これから起業をしようとする人は、どんなことを知っておくべきでしょうか。起業を成功させるのに大いに役立つ知識や知恵も少なくありません。しかし、知識をやたら詰め込んでも、起業で成功するわけではありません。起業を成功させるのに役立つ知識や知恵とはどのようなものなのか。困ったとき、行き詰ったときに助けになる知識、知恵は何か。起業家はどのような情報を入手し、判断すべきか。起業を成功させるための知識、知恵について考えてみましょう。

起業が終わるとき

起業とは新しく事業を立ち上げることです。新しい事業の立ち上げが完成すれば、起業は終わります。事業が軌道に乗り、安定してくれば、すでにそれは起業とはいいません。起業は成功に終わることもあれば、失敗で終わることもあります。起業が終わるときに、その起業のよしあしが評価されることになります。事業が立ち上がるまでは順調にいっても、その後に内紛やトラブルが頻発して行き詰ることもあります。事業そのものはうまくいかなくても、その時のノウハウが次の事業に活かされることもあります。

本物の「成功」

起業にとって本物の「成功」とは何でしょうか。お金持ちになること、有名になること、周囲からちやほやされるなどすれば、「成功した」といえるかもしれません。成功したといわれる人々のマネをすれば、成功に近づくことが出来るかもしれません。でもそれはもしかしたら、見せかけだけの成功なのかもしれません。起業によって本当にやりたかったことができたか、世の中を変えることができたか、あるいは人々を幸せにすることができたか。本物の「成功」を手に入れるには、より本質的で深いところに目を向け、取り組んでいく必要がありそうです。

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