TamatsuLab
slide1

ホームトピックス>2022年12月 企業をとりまく環境の変化と適切な対応

2022年12月 企業をとりまく環境の変化と適切な対応

企業の環境は変化します。企業がビジネスを維持・発展させていくためには、環境の変化に敏感になり、その変化に対して適切に対応していく必要があります。変化に気付かなければ、企業活動はだんだん先細りしてしまうかもしれません。しかし、変化にあわてて間違った対応をしてしまうと、経営は一気に行き詰ってしまうかもしれません。ここでは、企業をとりまく環境の変化の類型と、それに対して適切に対応するためのポイントについて考えてみます。

2022年12月 企業をとりまく環境の変化と適切な対応

変化に気づく 変化にあわてない

変化に気づきましょう。変化に気づかず、同じことを続けていると、企業はだんだん時代遅れになっていきます。
ただし、変化にあわてないことも大切です。変化に気づかないことよりも、変化にあわてて間違った判断をしてしまう方が企業にとっては危険かもしれません。
企業を取り巻く環境の変化には以下のようなものがあります。
・地理的要因の変化
・消費者の価値観の変化
・法規制の変化
・ライバル企業の変化
・経営者自身の変化
・個別の従業員やチームワークの変化
・仕入れ先の変化
・株主の変化
これらのうち一つが大きく変化したとき、企業としてあわてて対応するのは危険かもしれません。大切なのは全体のバランスを見ながら対応を考えていくことです。

冷静な観察と適切な対応(テストと検証)

大切なのは変化を冷静に観察して、適切な対応を取ることです。
適切な対応というのは、論理が正しく考え方が素直で、かつ結果としてうまくいく対応です。
論理が正しく考え方が素直でも、結果がうまくいかないのであれば、その対応は適切ではありません。また、結果が一時的に上手くいったとしても、論理や考え方が間違っていれば、その対応はいずれ行き詰ります。
対応が適切だったかどうかを決めるのは企業のお客さんであり、市場です。人間は間違いをする生きものです。企業も間違えます。大切なのは、間違えたときに傷が深くなる前に素早く修正することです。
また、人間は「自分は正しい」と信じたがる生きものです。間違えていても「自分が正しい」と信じてしまうのは危険です。間違ったまま修正をしなければ、問題がどんどん大きくなってしまうおそれがあります。人間は間違いをする生きものですから、「自分は何か間違えているのではないか」と常に自己チェックする習慣をつけることはとても大切です。
企業として求められるのは、間違えをしないことではなく、間違えたときに素早く修正できる動きの良さです。そのためにも、普段からテストと検証を繰り返して、いつでも業務活動の修正ができるような企業体質にしておくことが大切です。

企業をとりまく環境の変化と営業スタイル(PDFファイル)


△トピックスに戻る

ページのトップへ戻る