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2022年12月の5 三流の考えから脱皮して一流社長をめざそう

社長の発言や行動は社内外の雰囲気や従業員のやる気、ひいては企業全体の業績に大きな影響を与えます。社長が三流の考えで発言、行動していたら、企業も三流になってしまい、なかなか業績が上向いてくれません。企業全体はなかなかスグには変わりません。しかし、社長が考え方を変えれば、企業全体も少しずつ変わっていきます。企業改革をしたいのなら、一流企業を目指したいのなら、まずは社長自ら三流の考えから脱皮して一流社長を目指しましょう。

2022年12月の5 三流の考えから脱皮して一流社長をめざそう

ここでの「一流社長」とは、行動や発言、考え方が一流の社長をいいます。
一流社長は他の社長よりも人々に尊敬され、慕われ、好かれ、多くの根強い協力者を得ることができます。
決して、大企業、世間で一流と言われている企業の社長だから一流社長というわけではありません。また、中小、零細企業の社長は一流社長でない、ということでもありません。中小、零細企業にも一流社長はたくさんいます。
一流社長と三流社長を分けるモノ、それはその社長の考え方の違いです。考え方が違うから、その人から出てくる発言や行動が違うのです。
社長の発言や行動が三流では、企業全体も三流になってしまいます。企業として業績を上げようとしても、社長の発言や行動がブレーキになってしまうのです。
社長の発言や行動が変われば、企業は変わります。社長が一流の考えや行動をとるようになれば、企業全体もだんだん一流の流儀に従うようになってきます。企業を変えたいなら、まずは社長自身が変わることです。
ここでは、一流社長を目指すための8つの考えかたにつて見てみましょう。

1.お客様の満足の追求

三流社長は目先の利益の追求ばかりに目が行って、お客様の満足・不満をちゃんとみていない。
一流社長はお客様の満足の追求に注力する。お客様の満足が上がれば、利益はあとからついてくる。

2.働く人々の意欲と待遇

三流社長は働く人々の気持ちに無関心で、文句を言われるまで待遇改善しない。
一流社長は働く人々の意欲最大化に関心を持ち、動機づけや待遇改善に積極的。
※ 一流企業は一般に給料が高いと世間ではいわれています。しかし、一流企業は必ずしも従業員に給料を払いすぎてはいません。また、給料が高ければ一流企業だと言うわけではありません。働く人々が意欲的になるような最適な給料を従業員に払うのが一流企業です。

3.チームワーク

三流社長はチームワークを重視せず、社内の従業員同士で足の引っ張り合いが始まる。
一流社長はチームワークの向上に熱心で、チーム全体の成果が大きくなるように工夫する。

4.熱心なファンを増やす

三流社長は自己中心的に考えて行動するので、まわりの人々が愛想をつかす。
一流社長はまわりの人々の期待に応えながら行動するので、熱心なファンが増えていく。

5.柔軟に学ぶ姿勢

三流社長は好き嫌いでものごとを判断し、なかなか学ぼうとしない。
一流社長はクレームや苦言に感謝し、柔軟に学ぶ姿勢を見せる。そしてクレーム予防、企業をつぶさない経営に努める。

6.リスク管理

三流社長は事業のリスクを自分の経験やカンのみに頼って判断する。
一流社長は事業のリスクを定量化し、要因を分析して管理していく。
※ 経験やカンに頼るなら、バイアスがかからないよう定量化することが大切。

7.ブランドづくり

三流社長はブランドづくりに関心がない。どこにでもあるとりえのない企業になってしまう。
一流社長はお客さんから選ばれるようなブランドづくりに熱心。

8.将来ビジョンとその実現

三流社長は目先の営業や資金繰りに追われ、はっきりした将来ビジョンを持っていない。
一流社長は明確な将来ビジョンを持ち、その実現に向けた計画、行動をしている。


社長が一流の考えを身につけるには、社長自ら一流の考えを学び、あるいは一流といわれる経営者たちと交流していくことが有効です。
また、三流の考えに引きずられないために、自分がとった行動や発言をノートなどに記録して、日々反省することも大切です。
ぜひとも、社長自ら三流の考えから脱皮して一流社長を目指しましょう。

三流の考えから脱皮して一流社長をめざそう(PDFファイル)


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