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2022年11月 最近急に以前行った飲食店から連絡が来る

最近、急に呑み屋から連絡が来るようになった、そう感じる人は少なくないかもしれません。コロナ禍前に良く行っていたレストランや飲食店から、ここにきてちょくちょくメール、LINEや電話、あるいは葉書などが来たりします。最近になって急に連絡来るようになったのはどうしてでしょうか。飲食店がこの時期になって以前のお客さんたちに連絡取り始めたのには理由があるのでしょうか。

2022年11月 最近急に以前行った飲食店から連絡が来る

2022年もあと二か月になりました。この時期になると年末商戦のゆくえが気になります。クリスマス、忘年会、新年会などいろいろイベントもあって本来なら飲食店にとっても掻きいれどきです。でも、およそ3年続いたコロナ禍で状況は大きく変化しています。
始まってから3年にもなろうとするコロナ禍ももう落ち着くのではないか、そんな期待感も少しずつ高まってきています。でも、長い間来なかったお客さんがお店に来てくれるようになるのかは未知数です。
いまだにコロナへの不安を抱えている人たちもいます。それに、2年間忘年会をやらなかったので、面倒くさいから今年も忘年会はやめにしておこうか、と思う人も少なくないようです。今年の年末に忘年会をやる会社はコロナ禍前の半分以下になるのではないか、とやや悲観的な予想を立てている人もいます。
そうなってくると、飲食店にとっては争奪戦です。コロナ禍前よりも少ないと思われるお客さんを、なんとかして獲得しなくてはなりません。年末の掻きいれどきですが、飲食店にとっては厳しい競争になりそうです。
まずは、以前のお客さんにお店のことを思いだしてもらわなくてはなりません。そして、またひさびさにあのお店に行ってみよう、と思ってもらわなくてはなりません。そのために、以前もらった名刺や電話番号、アドレスを引っ張り出してお客さんに連絡を入れる飲食店が少なくないのです。
コロナ関連の補助金などももう期待できません。コロナ禍のあいだ、テイクアウトや宅配、通販などで飲食店以外の収入源をつくれた人はともかく、そうでない人はお客さんにお店に来てもらって売上を立てるしかありません。ですから今、飲食店もただお店で待っているだけでなく、売上を立てるためにはお客さんにアプローチして営業をかけていくことが大切になってきます。
ただし、単にメールを入れ、あるいは電話をすればよいのではありません。見え透いた「お店に来て」と言うだけの営業ではお客さんの心は動きません。どうお客さんに魅力を感じさせることができるか、お客さんにもう一度お店に行こうという気持ちにさせることができるかが、それぞれの飲食店の腕の見せ所です。新しいメニューやお得な新コースなど、今までにない魅力づくりをしていくことも飲食店には求められます。また同時に、久しぶりに来てもらったお客さんには「ああ、なつかしいな」「この雰囲気が好きなんだよね」と思ってもらえるように、お店の雰囲気をしっかり維持して好感度を上げていくことも大切です。
来なくなったお客さんにまた足を運んでもらうにはどんな工夫をすればいいのか。お客さんの心を惹きつけ、お店に期待を感じさせるには何をするのが有効か。それぞれの飲食店の工夫が試される年末商戦になりそうです。


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