ホーム＞トピックス＞2023年4月の７ 学生時代の勉強より働き始めてからの勉強の方が重要
社会人になってから、「学生時代にもっと勉強しておけばよかった」という人がいます。確かに、社会人になったら仕事で学ぶべきこと、知っておかなくてはいけないことがたくさんあるのに、忙しくて勉強できる時間が少ないです。学生時代にもっと勉強しておけば良かったと思うのも無理もありません。でも、学生時代は将来どんな仕事をするかまだ決まっていませんし、どんな勉強が社会人になって役に立つのかわからないものです。多くの人にとって、学生時代の勉強より働き始めてからの勉強の方が重要です。
むしろ、働き始めてからの勉強こそが人生の本当の勝敗を分けるといっても過言ではありません。
社会人になってから全く勉強しなくなった人と、勉強し続ける人とでは、差がどんどん広がっていきます。
仕事で学ぶべきこと、知っておかなくてはいけないことを勉強し続ける人、仕事が終わったら一日を反省し、新しく学んだことを復習する人、明日の仕事を準備・予習する人は、職場で信頼されますし、「仕事の出来る人だ」と評価されやすいでしょう。
一方で、仕事で学ぶべきこと、知っておかなくてはいけないことを勉強しようとしない人、反省や予習・復習を怠る人は、職場で信頼されず、「仕事を覚えないやつだ」と低く評価されやすくなります。
働き始めてようやく、「そうか、こういうことを学んでおくと仕事に役立つんだ」と気づくこともあります。学生時代には重要だと思わなかったことが、働き始めてようやく重要だったと気づくようになるのです。
社会人になったら、勉強しましょう。一日の仕事が終わったとき、たとえ３０分でもいいので勉強しましょう。今日一日の反省、復習と予習から始めましょう。できれば毎日、勉強する習慣をつけましょう。
語学学習や資格にチャレンジするのもいいでしょう。でもできれば、今の仕事に役立つことを中心に勉強しましょう。世の中は、社会人になっても学び続ける人と、学ぶのをやめてしまう人とに分かれます。自分の仕事のレベルを上げていきたいのであれば、学び続ける人になりましょう。
