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2023年8月 企業の成長が止まったとき、不正・不祥事がおきやすくなる

企業の不正、不祥事はなぜ起きるのでしょうか。どのような条件下で、企業は不正・不祥事を起こしやすくなるのでしょうか。実は、経営環境が厳しくなったとき、成長が止まったタイミングで企業の不正や不祥事を起きやすくなります。経営環境が急に厳しくなり、成長が止まって衰退に向かい始めたときに、どうにもならなくなったと考えて「悪手」に手を出す企業が少なくないのです。中には経営者が自ら不正や不祥事を主導することもあります。

2023年8月 企業の成長が止まったとき、不正・不祥事がおきやすくなる

経営環境が厳しくなると利益は削られ、売り上げは伸びなくなります。売り上げや利益の伸び悩みは、経営者にとっても悩ましい問題です。
経営が厳しくなってくると、何か手を打たなくてはならない、そう思って経営者も焦ってきます。もちろん、経営者も何もしないわけにはいきませんから、冷静に状況を分析した上で、いろいろな方法を試してみることも必要でしょう。ただ、焦って性急な行動をしてしまう経営者も少なくありません。中には、不正や不祥事につながってしまうような手を打ってしまう経営者も出てきます。
焦ってしまうと、人は判断を誤りやすくなります。冷静に分析することができず、短絡的な行動をしてしまいがちです。
企業の成長が止まったとき、経営者はまず冷静な分析を忘れないことが大切です。
なぜ企業の成長が止まったのでしょうか? その要因はどこにあるのでしょうか?
市場全体が縮小しているのでしょうか。ライバル企業がレベルアップしているのでしょうか。社内が非効率になっているのでしょうか。営業担当者のモチベーションが下がっているのでしょうか。商品・サービスが飽きられているのでしょうか。人々の消費行動が変化しているのでしょうか。品質問題やトラブルが頻発して消費者の信用を失っているのでしょうか。高コストで利益が出ないのでしょうか。
なぜ企業の成長が止まったのか、冷静になってその要因を分析すれば、打つべき手も見えてきます。打つべき手をちゃんと見ないで、焦って行動してしまうと、不正・不祥事が起きやすくなってきます。
経営環境が厳しくなり、成長が止まったとき、経営者は焦らず、冷静に分析して打つべき手を見つけ出しましょう。


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