ホーム＞トピックス＞2023年2月の１６ 精神的に孤立させない
2023年2月の１６ 精神的に孤立させない
人は精神的に孤立すると、思いつめてとんでもない行動をすることがあります。企業において誰かが突然辞職したり、組織に内乱が起きたり、お金の使い込みがあったりするのは、その誰かを精神的に孤立させてしまったからかもしれません。社内の結束力や信頼関係が失われるのは、経営者が従業員のメンタルケアを怠り、ほったらかしにしているのが原因です。
ホーム＞トピックス＞2023年2月の１６ 精神的に孤立させない
人は精神的に孤立すると、思いつめてとんでもない行動をすることがあります。企業において誰かが突然辞職したり、組織に内乱が起きたり、お金の使い込みがあったりするのは、その誰かを精神的に孤立させてしまったからかもしれません。社内の結束力や信頼関係が失われるのは、経営者が従業員のメンタルケアを怠り、ほったらかしにしているのが原因です。
信頼できるチーム作りをしていくためにも、経営者は周囲の人たちの精神状態に気を配り、それぞれを精神的に孤立させないような手を打っていくことが大切です。
従業員が精神的に孤立すれば、だんだんチームワークや業務に悪影響があります。最初のうちはちょっとしたミスやトラブル、チーム間の言い争い程度で、取るに足らないことだと経営者は思うかもしれません。
しかし、そこでほったらかしにするのは危険です。従業員が辞めたり、プロジェクトに大きな穴が開いたり、会社の資産が持ち逃げされたりしてからあわてても、もう手遅れかもしれません。経営者は軽いトラブルのうちからその原因をしっかりと把握し、その対策と予防に取り組んでいくべきです。ダムがごく小さな穴から崩れていくことがあるように、企業組織もたった一人の従業員の精神的孤立から崩壊することもありえるのです。
経営者は、従業員の精神状態をほったらかしにしてはいけません。常にチーム全体を観察し、精神的に孤立した人がいないかをチェックしましょう。そうして、チーム内で精神的に孤立するような人が出ないような仕組みをつくりましょう。企業は人です。人を大切にしない企業は衰退していきます。逆に、人の心をワクワクさせ、結束力や信頼関係を高めることができる企業は、大きな成果をあげることが出来ます。
