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2023年6月の9 自分や他人が囚われている「常識」が見えるか、その「常識」を「いい意味」で破れるか

ビジネスマンにとって「常識」は大切であり、同時に危険です。ビジネスマンは常識を学び、常識を守ることを習わなければいけません。業界や顧客にとっての常識がわからないビジネスマンは成功しません。しかし一方でビジネス成功のためには常識に囚われてはいけません。過去の常識を打ち破っていくことがビジネス成功の秘訣だと言われます。ではビジネスマンは常識を守るべきなのでしょうか、それとも常識を破るべきなのでしょうか?

2023年6月の9 自分や他人が囚われている「常識」が見えるか、その「常識」を「いい意味」で破れるか

ビジネスマンは「常識」との付き合い方を学ぶ必要があります。
まずは、自分や他人がどんな常識に囚われているかをよく観察しましょう。
新しいビジネスを始めるのであれば、その業界の常識を学びましょう。消費者の常識を学びましょう。仕入れ先の常識を学びましょう。
常識は必ずしも一つではありません。同じ業界でも人によって常識が異なることがあります。消費者ひとりひとり考えている常識は微妙に異なります。でも、その中にも業界全体を覆っている一般常識があるはずです。
はじめのうちは、業界の常識を守った方が無難です。しっかり常識を守っていくことで、人々の信用を得ることができます。
しかし、ただ業界の常識を守っていくだけではビジネスは上手くいきません。
ビジネス成功のためには、業界の常識をいい意味で破っていくことが大切です。業界の常識を疑いましょう。不合理な常識を大胆に破っていきましょう。大胆な常識破りができれば、消費者の注目を集め、業界にインパクトを与えることができます。
とはいっても、ただ非常識になれというわけではありません。あまり非常識なことをしても、消費者に支持されなければ売り上げは伸びません。それに、非常識なことを続ければ業界から排斥されてしまうかもしれません。
人間は年齢と共に頑固になり、過去の常識に囚われやすくなります。過去の常識に囚われてビジネスと続けていれば、いつのまにか時代の変化に取り残され、ビジネスが行き詰ってしまいます。ベテランのビジネスマンこそ、自らの常識を疑い、若い人々の意見を取り入れて積極的に常識を破っていくべきでしょう。年齢を重ねるほど、常識にとらわれない考え方を取り入れていくべきでしょう。
誰かが「これが常識だ」と言ったことをそのまま信じ込んで、思い込みで行動するのは良くありません。自分やその周辺では常識だと思っていることは、実は広い世界では全く通用しないこともあります。ビジネスマンとして成功するためには、「常識」という言葉にダマされないことが大切です。
「守破離」という言葉があります。常識はまず守り、上達してきてからは常識を破り、そして達人になったら常識から離れていくのです。
「常識」とのつきあいかたをマスターすることは、ビジネス成功のための重要ポイントです。


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