TamatsuLab
slide1

ホームトピックス>2023年3月の15 子どもの可能性を拡げる3つのポイント

2023年3月の15 子どもの可能性を拡げる3つのポイント

子どもの可能性を拡げたいのであれば、抑えておきたいポイントが3つあります。この3つのポイントを抑えておくか、抑えておかないかによって、子どもの将来は大きく変わります。子どもの能力を伸ばすためにも、可能性を拡げるためにも、この3つのポイントは極めて重要です。その3つのポイントとは、興味を持つきっかけをつくる、ゲーム感覚で熱中させる、そして一切干渉も期待もしない、です。

2023年3月の15 子どもの可能性を拡げる3つのポイント

1.興味を持つきっかけをつくる

大人たちの役割は、子どもたちにいろいろなことへの興味を持つきっかけをつくってあげることです。子どもたちが興味を持てば、そのことをもっと知りたいとか、出来るようになりたいと思うようになります。子ども自身が好奇心と意欲を持てば、驚くほどの速さで知識を吸収し、上達し、才能を発揮してくれます。逆に、彼らが好奇心も意欲も持たないようなことを無理にやらせても、なかなか学習は進まず、上達せず、才能も発揮してくれません。
司法試験に合格した人たちの多くは、子どものころに「弁護士」という職業に興味を持つきっかけとなるような体験をしています。例えば、小学生のときに裁判所の傍聴席に連れて行ってもらったり、あるいは親や親戚などが弁護士で、その仕事について教えてもらったりする体験です。親が裁判に巻き込まれるといった、けっこう大変な体験をした人も中にはいるようです。
子どものころに「弁護士」という職業に興味を持つきっかけが全くなければ、その子どもが将来になって司法試験にチャレンジしようとする可能性はかなり少なくなるでしょう。
大人が子供に「興味を持つきっかけ」を与えることは、子どもの将来の可能性を拡げるために重要なことです。

2.ゲーム感覚で熱中させる

多くの子どもはゲームが好き、でも勉強は嫌いです。
でも、本当は違います。子どもは、「面白いこと」は大好きです。子どもは勉強が嫌いなのではなく、面白くないことがキライなのです。
子どもが勉強を嫌いだとすれば、勉強が面白くないからです。特に、大人が押し付けようとする勉強がとてもつまらないから、勉強したくなくなるのです。
もし子供を勉強させたいのなら、勉強を面白くすれば良いのです。
ポイントは「ゲーム感覚」です。子どもが興味を持ち続けられるように、ゲーム感覚で熱中させましょう。
ゲーム感覚で熱中させることができれば、子どもはグングン意欲的に勉強するでしょう。
もちろん勉強だけでなく、スポーツでも、音楽でも、美術やプログラミングでも、同じようなことが言えます。

3.一切干渉も期待もしない

子どもが何かに興味を持ち、熱中して取り組むようになったら、大人として気を付けなくてはならないことがあります。それは、一切干渉も期待もしないことです。
せっかく子どもが熱中しているのに、大人が干渉したらだいなしです。大人の干渉が、子どものやる気と意欲を失わせるのです。
子どもが意欲的に頑張っているときは、ほったらかしにしましょう。決して期待してはいけません。大人の過度の期待は子どもにとっては負担になるだけです。親の目を気にするようになれば、子どもは伸びなくなります。
子どもの可能性を拡げるために、大人として最良の行動は一切干渉も期待もしないことです。もはや子供が興味を持ち、熱中しているのであれば、何も口出しせず好き勝手にやらせておく以外に、大人が出来ることは何もないのです。
子どもが悩んでいるとき、行き詰っているときは、相談に乗ってあげましょう。でもそうでないときは、大人は一切干渉も期待もしないようにしましょう。


△トピックスに戻る

ページのトップへ戻る