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2023年3月の4 お金にだらしない人は経営に向かない

もしあなたが独立開業したい、新しくビジネスを始めたいと思っているのなら、まずはお金をしっかり管理できるようにしましょう。お金にだらしない人は経営に向きません。勘に頼ってばかりでいい加減なお金の管理を続けていたら、経営はだんだん苦しくなっていきます。お金の管理がしっかりできないのであれば、経営はやめた方がよいです。起業家はビジネスを始める前から、しっかりお金のことを学んでおくことが大切です。

2023年3月の4 お金にだらしない人は経営に向かない

「お金にだらしない」とは、お金の管理をしっかりしていないということです。毎月ごとに自由に使っても良いお金の上限を決めず、その場の気分で不必要な買物をしてしまう、税金や月々の光熱費・家賃・ローンの支払いなどを払うのに手元のお金が足りなくなってあわてる、そんな人はお金にだらしないといえます。友人・知人に金を借りて返さなかったり、払うべきお金を払わなくてごまかそうとすれば、社会的信用を失います。
ビジネスは社会的信用が大事です。経営環境が厳しいときに経営者がお金にだらしないとどんどん社会的信用が失われ、ビジネスが簡単に行き詰まってしまいます。
起業家はビジネスを始める前から、しっかりお金のことを学んでおくことが大切です。
お金を学ぶといっても、お金の勉強会とか、投資セミナーとかに行く必要はありません。まずは、家計簿の付け方や「自分の財布の中のお金」の管理方法を学びましょう。そうして、光熱費・家賃・ローン支払いなどの払うことが決まっている金額分のお金はとっておいて、自由に使えるお金の上限を決めましょう。また、残った「自分が自由に使い道を決められるお金」から「貯蓄または保険や投資にまわすお金」を確保しましょう。
そうしていくと、「自分が自由に使えるお金」はだいぶ少なくなります。でもそれが正解です。「お金にだらしない人」の正体は、自分の手元にあるお金が全部「自分が自由に使えるお金」だと勘違いする人のことです。手元にあるお金のうち、「自分が自由に使えるお金」はかなり少ない、ということを身を持って学ぶことが「お金を学ぶ」ということです。
手元にあるお金を全部使い込んでしまったら、トラブルなど不測の事態がおきたときに何もできなくなります。また、大きなチャンスが来たときにも、資金が無ければ動くことができません。
お金は人間関係と信用に大きな影響を与えます。お金のトラブルで信用を失い、人間関係がだいなしになることは珍しくありません。
資金繰りは経営判断に大きな影響を与えます。資金繰りにばかり追われている経営者は、目の前に大きなチャンスが来ても見失いやすく、「簡単に金がもうかる」といった怪しい誘いに乗ってしまいやすくなります。
経営者はお金の管理をしっかりするとともに、資金繰りについても将来ビジョンを立てておくことが大切です。いつまでもいわゆる自転車操業を続けているようでは、何か大きな時代の変化がやって来たときにぱったり倒れてしまいます。
お金は大事です。でも経営者お金だけを追いかけてはいけません。大切なのはお客様や従業員、周囲の人々との信頼関係です。繰り返しになりますが、ビジネスは社会的信用が大事です。経営者はお金ばかりを追いかけて社会的信用を失うことのないよう、よく気をつけなくてはなりません。


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