ホーム＞トピックス＞2023年3月の９ 上司の仕事は、部下を元気にすること
上司の仕事は、部下を元気にすることです。部下の元気を奪い、やる気を失わせるようでは上司失格です。仕事の本質ではない余計なことを口出ししたり、部下の元気がなくなるようなことを言ったり、長時間説教したりすることは、部下が実力を発揮できなくさせる行為です。上司が、部下の生産性を悪化させるようではいけません。上司はあらかじめ業務の方針を示したら、あとは余計な口出しをせず、部下を応援することに徹しましょう。
部下の仕事が非効率でミスばかりしている、あるいは上司の思うように仕事をしてくれない、そんな悩みを抱える上司は少なくないことでしょう。部下が非効率でミスが多く、上司の思うような仕事をしていないのは、全て上司の責任です。上司の指導・マネジメントが間違っているから部下が実力を発揮できないのです。
出来の悪い部下に悩む上司のほとんどが、「上司の仕事は何か」を理解していません。部下もひとりひとり個性があり、考えがあります。部下の個性や考えを無視して自分勝手な指示や文句ばかりを言うような上司は嫌われます。部下が上司を嫌うようになれば、実力を発揮するどころか本来の仕事すらまともにやらないようになってしまいます。
上司の仕事は、部下を元気にすることです。部下を元気にすることができない上司は無能です。部下の元気を奪うような上司は、会社にとって有害です。部下が元気でやる気を出してこそ、その部署が意欲的・効果的に仕事をすることができます。
誰かの上司になったらます、業務の方針をはっきり示しましょう。日常業務では、あえて部下のしていることに細かく口出しせず、大きな目線で向かうべき方向性・方針を指し示すことで、「頼もしい上司」として部下の信用を得るように努めましょう。そうして、方針を部下に浸透させるとともに、部下が元気になるような雰囲気づくりをしていきましょう。
