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2023年11月の5 情報分析を間違えると間違った判断をする

経営判断を誤る経営者の多くは、情報分析を間違えています。たとえ入ってきた情報が正しくても、情報分析が正しくなければ間違った判断をしてしまいます。経営者が情報分析の方法を間違えたままでいては、間違った経営判断を繰り返してしまうことになります。経営者は常に自分が間違った情報分析をしていないか、自己チェックしなくてはなりません。情報分析は企業の運命を左右します。

2023年11月の5 情報分析を間違えると間違った判断をする

思い込み、先入観で情報を判断していませんか? 経営者が思い込みや先入観で企業の行く先は危うくなります。運が良ければ一発当てることもできるかもしれません。でも、経営が運任せになってしまうのは良くありません。
情報は定量化しましょう。化学的に分析しやすくするためにも、感覚的であいまいな物事を数値にしましょう。数値にすることによって、それらの優先度や必要性などの判断がしやすくなります。
情報は可視化しましょう。また、できれば見やすく、判断しやすいように整理すると良いでしょう。会議で議論するとき、経営判断するとき、可視化された情報を手元においておきましょう。「見やすい」情報が手元にあるか、ないかで、経営判断が大きく違ってくるかもしれません。
情報はグループ分けし、整理しましょう。ノイズになる情報、経営判断に役立たない情報は消去し、経営判断がしやすくなるように情報を整えていきましょう。
情報の時間による変化に着目しましょう。情報は時間により変化します。その変化を調べることで、未来予測が立てやすくなります。
情報の有効期限に注意しましょう。古い情報に基づいて経営判断すると、大失敗する場合があります。自分の持っている情報が時代遅れになっていないか気を付けるとともに、常に新しい情報に注意を向けましょう。
経営者の情報分析の目的は、これからどうなるかを予測することでなく、これからどうするかを決めることです。情報を入手し、定量化し、可視化し、グループ分けし、様々な分析をするのも、すべてこれからどうするかを決めるためです。情報分析をする際は、常に「これからどうするか」を自己に問いかけることが大切です。


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