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2023年9月の3 ビジネスと趣味をはっきり分ける

ビジネスと趣味をはっきり分けましょう。ビジネスはビジネス、趣味は趣味です。ごっちゃにすると変なところで手を抜いたり、情が入ったり、利益を度外視して間違った判断をしてしまうことがあります。公私混同はトラブルの原因にもなります。仕事の時間とプライベートの時間をはっきり分けるのと同じように、ビジネスと趣味ははっきり分けるのがおススメです。

2023年9月の3 ビジネスと趣味をはっきり分ける

よく、「仕事が趣味と言えるぐらいになれ」とか、「楽しいことをビジネスにするといい」と言われます。
たしかに、楽しいこと、熱中できることを仕事にできればうれしいですよね。誰だって、やりたくないこと、嫌なことをやるよりは楽しいことをやりたいものです。楽しくて、しかもそれでお客様からお金をもらえれば、そんないいことはありません。
でもそれは、ビジネスと趣味を混同しても良い、というわけではありません。
ビジネスはお客様を相手にします。お客様の立場からすれば、お金を払うからにはプロとしてきっちり仕事をしてもらいたいものです。趣味として楽しければやる、楽しくなければやらない、そんな意欲の低い仕事のやり方をする人からはお客様は去っていきます。
「仕事が趣味と言えるぐらいになれ」とは、それだけ熱心に仕事をしろと言う意味です。趣味レベルで仕事をすればいいという意味ではありません。
たとえ趣味でやっていたことでも、それを仕事にすれば嫌なこと、苦しいことが発生します。「趣味でやっていたころは楽しかったのに、今は楽しくなくなった」と思って、続けられなくなってしまうことも珍しくありません。趣味を仕事にして失敗するのは、そもそも仕事に対する考えが甘い人が多いです。趣味レベルの仕事のやり方でお客様が満足するかといえば、それは厳しいでしょう。
ビジネスと趣味をはっきり分けましょう。
ビジネスと趣味を混同すると、変なところで手を抜いたりしやすくなります。趣味は楽しいとき、気が向いたときだけやれば良いかもしれませんが、仕事はそうは行きません。お客様を待たせているのならサボっているわけにもいきません。変なところで手抜きをすれば、お客様からクレームが来ることになります。趣味レベルなら許されることでも、ビジネスなら許されないことも少なうありません。
ビジネスと趣味を混同すると、変なところで情が入りやすくなります。ビジネスでは冷静で客観的な判断力が求められます。好き嫌いの感情や思い込みで行動しないよう、気を付けなくてはなりません。趣味ならば好き嫌いの感情で判断していいところでも、ビジネスで同じような判断をすると大きなトラブルに発展することがあります。
ビジネスは利益を追求しなくてはなりません。利益にならないことを続けていてはビジネスとして成り立たなくなります。経営に大きな余裕があれば、少しは趣味的な要素が入ってもいいかもしれませんが、経営者の趣味が経営を悪化させるようではいけません。
ビジネスと趣味との境界がはっきりしないと、仕事が中途半端になりやすくなります。より良い経営を実現するためにも、ビジネスと趣味ははっきり分けましょう。


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