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2023年9月の4 本業の仕事に集中できる状況をつくる

従業員全員が本業の仕事に集中できる状況をつくりましょう。従業員の気が散ったり、本業の仕事でない雑用などに多くの時間を取られてしまうようでは、企業の業績はなかなか上向きません。会社の業績を上げ、生産性を向上させるには、従業員全員が本業の仕事に集中することが大切です。経営者は、従業員が余計な心配をせず、雑用に時間が奪われることの無いよう、本業の仕事に集中できるような状況をつくっていくことが大切です。

2023年9月の4 本業の仕事に集中できる状況をつくる

ここで本業の仕事というのは、企業の売り上げや利益に貢献する仕事だと考えてください。
従業員たちが本業の仕事に集中する時間が多ければ、それだけ企業は売り上げや利益を上げやすくなります。逆に、従業員たちの手待ち時間が長かったり、雑用などに多くの時間がとられていて、本業の仕事に集中できる時間が少なければ、それだけ企業の売り上げや利益は伸びなくなります。
たとえ大部分の時間を従業員が本業の仕事に割いていたとしても、従業員の周辺に不安・心配事や気が散る要因がたくさんあれば、従業員たちは集中して仕事が出来なくなります。仕事をする度に、いちいちどうすればいいか困ったり、迷ったりするようでは、効率は悪化します。
まずは、職場環境を見直しましょう。職場のレイアウトや仕事の道具、備品の配置などは適切でしょうか。従業員たちの気が散るようなモノは置いてないでしょうか。消耗品の在庫状況は見やすいですか。必要な備品が足りなくて、業務がストップするようなことはありませんか。どのように仕事をすればよいか、分かりやすくなっているでしょうか。
業務マニュアルを充実させましょう。見やすく、分かりやすく、効率的で、仕事のミスが少なくなるような業務マニュアルを作りましょう。実際の業務を検証しながら、業務マニュアルの質を向上させましょう。従業員が質の高い仕事をより素早くできるようなマニュアル作りを目指しましょう。業務マニュアルが充実することで、従業員の不安が少なくなり、本業の仕事に集中できやすくなります。
事業の目標と管理すべきポイントを明確にしましょう。目標が不明確なままで経営者の言うことがコロコロ変わるようでは、従業員は不安になります。上司のご機嫌取りばかりする従業員を重用するようになれば、従業員たちは「言ったもの勝ち」「真面目に仕事をするよりも上司のご機嫌を取った方が出世する」と考えるようになります。従業員たちが上司のご機嫌取りばかりやって本業の仕事に集中しなくなれば、会社全体の業績は上向かなくなります。
経営者も人間ですから、言うことが変わることもあります。でも、事業の目標や管理すべきポイントはコロコロ変わってはいけません。事業目標と管理ポイントははっきり明示しましょう。紙に書いて従業員全員が見える場所に貼っておくのもよいかもしれません。
従業員がどれだけ本業の仕事に集中できるかによって、企業の業績は大きく変わります。従業員たちがより本業の仕事に集中できる状況をつくることが、企業業績向上へのカギになります。


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