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2024年4月の3 人の話を良く聞くこと

人の話を良く聞きましょう。正しい経営判断をするためには、情報の入手と適切な処理が不可欠です。人の話を聞くことができるかどうかが、経営者の能力を左右するといっても過言ではありません。人の話を聞かない経営者は無能です。なぜなら、話を聞かなければ情報が入ってこないからです。偏った人の話しか聞かなかったり、気に入った情報しか聞こうとしないのもダメです。偏った情報しか入手しなければ偏った経営判断しかできません。どのように情報を入手し、どうそれを経営判断に活かすかは、経営者としてしっかりマスターしておきたい重要事項です。

2024年4月の3 人の話を良く聞くこと

人の話を聞くことは経営者の重要なスキルです。経営者は多くの人々から真実の、本音の情報を入手する仕組みをつくらなくてはいけません。出来るだけ人が真実を話しやすい環境、本音を言いやすい環境をつくりましょう。
偏った情報ばかりが入ってこないように注意しましょう。気に入った人の話だけを聞くのは良くありません。経営者がどんな話を聞きたいのか、その好き嫌いが周囲に知られると、周囲は経営者の機嫌が良くなるような情報しか話さないようになります。
経営者の好き嫌いが周囲に知られないようにしましょう。むしろ、普通ならば経営者が喜ばないであろう話ほど、周囲の人たちが積極的に報告しようとするような雰囲気をつくりましょう。悪いニュースほど経営者は早く知らなくてはいけません。でも、往々にして部下は悪いニュースを経営者に報告するのを後回しにしやすいです。経営者は、悪いニュースを報告してきた人をほめましょう。自分のミスを正直に報告した人をほめましょう。問題だと思うことを相談しに来た部下をほめましょう。そのうえで、その話をじっくり掘り下げて聞きましょう。
良いニュースを報告してきた人がいても、喜ばないようにしましょう。良いニュースだけを報告してくる人は、往々にして何かを隠しています。
表向きの情報だけで満足しないよう、ものごとを深く掘り下げて聞きましょう。質問に質問を重ね、問題の本質に迫るまで情報を聞き出しましょう。相手のほんのちょっとのしぐさの変化、口ごもったような表情を見逃さないようにしましょう。相手が何か重要なことを言わずに隠しているかもしれない、そう思って質問しましょう。
愚かな経営者は表面上の情報、偏った情報、気に入った情報だけで経営判断してしまいます。本質的な情報、正しい情報、本音の情報を手に入れるためには、人の話を良く聞くことが大切です。


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