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2024年4月の4 現場・現物を重視すること

現場・現物を重視しましょう。現場に行き、現物を見てこそ正しい判断ができます。話を聞くのと、実際に見るのとでは受ける印象は大きく違います。経営者自身が現場に行けない場合でも、誰かを現場に行かせて、現物を見てきた人の意見を聞きましょう。特に何か経営判断する場合は、現場に行かず、現物も見ていない人の意見で判断してはいけません。現場・現物を重視することで、経営判断の間違いを防止することができます。

2024年4月の4 現場・現物を重視すること

現場には経営のヒントが隠れています。多くの有効なアイデアは現場で生まれます。現場で起きている事こそがビジネスの本質をあらわしています。ビジネス上のトラブルがあったとき、現場を見ないで判断するのは危険です。現場の人たちの不満や不安は、将来経営に危機をもたらすおそれがあります。現場を重視しない経営は衰退します。
現場を見に行く場合は、ただ漫然と通り過ぎてはいけません。管理すべきポイントは明確になっているか、作業しやすい環境になっているか、作業者の表情は明るいか、大事なところは見えやすくなっているか、チェックしましょう。
現場の監督責任者には、作業者の不安や不満をどのように聞き出してその対応をしているか、トラブルが発生した場所はどこで、どのように対策したかなど、この一ヶ月の間に何件の改善をしたかを聞いてみましょう。
一件の改善例も出てこないのであれば、その現場監督責任者はやるべき改善をしていない可能性が高いです。
現場に行ったら、現物もしっかり見ましょう。品質は安定していますか。不良品検査は適切に行われていますか。不良が発生したらどのような処置をしていますか。そもそも不良が発生しないような工夫や改善をしていますか。
現場の作業者に話しかけてみましょう。作業者は自分の作業の責任範囲を理解していますか。異常が発生した場合の対処方法を正しく知っていますか。上司とのコミュニケーションに不安や懸念はありませんか。仕事への意欲は高いですか。会社の経営理念や事業目標が作業者一人一人にまで浸透していますか。
現場に行き、現物を見ることで、多くの重要な情報を得ることが出来ます。経営判断の間違いを防止する観点からも、現場・現物を重視しましょう。


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