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2024年4月の6 部下や周辺の人たちが正しい意見を言いやすい環境をつくること

部下や周辺の人たちが自由に正しい意見を言える環境をつくりましょう。経営が上手くいかない企業では、その職場が知らず知らずのうちに正しい意見が言いにくい雰囲気になっている場合が多いです。正しい意見が言いにくい雰囲気になっているのは、基本的に経営者がその原因になっています。正しい意見が言いやすい職場では、たとえ経営者が間違った判断をしてもすぐに正しい修正案が出やすくなります。

2024年4月の6 部下や周辺の人たちが正しい意見を言いやすい環境をつくること

経営者にとって「正しい意見」を言う人は貴重です。経営者は自分に正しい意見を言う人を大事にしなくてはいけません。そして経営者は部下や周辺の人たちが正しい意見を言いやすい環境づくりをしなくてはいけません。
経営者が好き嫌いの感情を表に出し、あまり人の話を聞かずに先入観で判断する人であれば、周囲の人々は経営者に対して正しい意見を言わなくなります。経営者が喜ぶ話だけをして、経営者が嫌がることを言わなくなります。経営者に何か話すとき、すでに情報にバイアスがかかってしまうのです。
経営者が自分の好みにあった意見しか聞かなくなったら、経営は危うくなります。経営者の好みに合わない意見、嫌いな意見であっても、それが正しい意見であれば経営者は積極的に聞くべきです。正しい経営判断をするためには、正しい意見を聞くことが大切だからです。
自分の好きな意見を言う人を優遇してはいけません。優遇すべきは「正しい意見」を言う人です。経営者は周囲の人々に、積極的に「正しい意見」を言うように働きかけましょう。そして、人々の意見が自分の好みに合わなくても、それが正しい意見である限り、積極的に聞きましょう。
「正しい意見」が言いやすい職場環境をつくりましょう。ただし「自由に何でも意見が言える」雰囲気をつくれというわけではありません。経営者に必要なのは「正しい意見」です。経営者は部下や周辺の人々の自分勝手な意見をすべて聞く必要はありませんし、そんな時間の無駄遣いをしてはいけません。それが「正しい意見」であるかぎり、自由に言える雰囲気をつくるべきです。人々の前向きな意見を集めましょう。議論を戦わせる場を持ちましょう。客観的で多面的な評価ができるような仕組みをつくりましょう。「正しい意見」を言った人を表彰しましょう。部下や周辺の人たちが「正しい意見を積極的に言いたい」と思うような環境をつくることができれば、経営はぐっと良くなります。正しい経営判断をしやすくなりますし、たとえ経営者が間違った判断をしても、すぐに修正しやすくなります。


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