ホーム>トピックス>2024年12月の2 他人に頼みごとをするとき
頼みごとがうまい人と、下手な人とで、ビジネスの成果は大きく変わってきます。頼みごとがうまく出来ない人は、ビジネスも含めて人生全体がなかなかうまくいきません。逆に、頼みごとがうまい人は仕事もプライベートもスムーズに進みやすいです。それでは、他人に頼みごとをするとき、どんな事に気をつければ良いでしょうか。頼みごとがうまい人と、下手な人は何が違うのでしょうか。
頼みごとがうまい人は、相手がその頼みごとを引き受けたくなるような頼み方をします。
一方で、なかなかうまく頼みごとができない人は、相手が拒否したくなるような頼み方をしてしまいます。
大切なのは、相手の心理です。頼まれたことの内容や難しさよりも、相手の気持ちが重要なのです。もしあなたが何か頼みごとをしたいのであれば、頼みごとをする相手が引き受けたいと思うように、相手の気持ちを盛り立てていくことが大切です。
くれぐれも、相手の反発を招くような頼み方はしないようにしましょう。
しかしだからといって、ことさらに平身低頭して媚びるように振る舞わなくてはいけない、というわけではありません。
他人に頼みごとをするときのポイントは、相手が引き受けたくなるような頼み方をすることです。話の順序、説明のしかた、表情の使い方など、相手が引き受けたくなるように工夫していきましょう。
注意すべきは、相手の心理状態です。相手がどんな心理状態化によって、頼み方は変わります。丁寧にへりくだって頼んだ方が良い場合もあれば、逆効果の場合もあります。焦らせ、急がせるように頼んだ方が効果的な場合もあれば、逆効果の場合もあります。命令口調で頼むと上手くいく場合もあれば、失敗する場合もあります。「頼み方」には一つの正解があるわけではありません。
「頼みごと」は、いわば心理的な駆け引きです。相手をよく観察ながら、どんな頼み方が効果的か、探りを入れていきましょう。