TamatsuLab
slide1

ホームトピックス>2024年3月 なぜ従業員が辞めるのか?

2024年3月 なぜ従業員が辞めるのか?

従業員は辞めることがあります。働かない、勤務態度の悪い従業員が辞めることもあれば、マジメで仕事熱心で、大人しくせっせと働いていた従業員がいきなり退職願を出してくることもあります。従業員が辞めると、場合によっては会社は大きなダメージを受けます。経営者はなぜ従業員が辞めるのか、その原因を正しく分析し理解しなくてはなりません。間違った判断・対策をすると、会社組織が致命的なダメージを受ける場合もあります。会社の従業員が辞める、その原因分析と正しい対策は、経営者が間違えてはいけない重大事です。

2024年3月 なぜ従業員が辞めるのか?

従業員が会社を辞める理由は様々です。人それぞれの心は違います。人が持っている情報、価値観、考え方、プライド、そして感情は、その人の行動を左右します。人が行動するとき、そこには様々な原因が複雑に絡み合っています。
人間は地球上で最も複雑な脳を持つ生き物です。人間の思考は複雑であり、その行動と原因についてはどれも単純に説明できるものではありません。従業員が会社を辞めると決断するまでに、その人は何度も悩み、葛藤し、心が揺れていたはずです。様々な出来事の積み重ねが、その従業員に「会社を辞める」という決断をさせたのです。その理由は決して単純なものではありません。
会社を辞める従業員に退職理由を聞いてみると、いくつか回答が返ってくることがあります。給料に不満があるとか、上司がキライだとか、仕事内容がイヤだとか、不満をぶちまける人もいます。あるいは、社内への不満は一言も言わず、新しい仕事にチャレンジしたいとか、よりやりがいのある仕事が見つかったとか、違う世界で実力を試したいとか言う人もいるでしょう。でもその回答をそのまま信じてはいけません。退職者は往々にしえ本音を隠して、タテマエの退職理由だけを言って会社を去ろうとします。本当の退職理由を腹を割って話してくれるほど、退職者は心を開いてくれるわけではありません。
「退職者の心理」をよく理解していない経営者は、往々にしてその退職者が話した退職理由をそのまま信じてしまいます。そうして、往々にしてその原因を単純化して見ようとします。そうすると、経営者は判断や対策を間違えやすくなります。
人間心理の複雑さを理解しない経営者は、経営者失格です。表面上の情報に惑わされることなく、経営者はその本質を見抜かなくてはいけません。
なぜ従業員が辞めるのか、その原因を正しく把握することができれば、適切に対策することが出来るようになります。会社の組織が大きなダメージw受けないためにも、従業員が辞める原因分析と適切な対応はより良い経営のためには不可欠です。


△トピックスに戻る

ページのトップへ戻る