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2024年10月の8 経営者は往々にして迷信深くなる

経営者は往々にして迷信深くなります。ビジネスは好調だったり、不調だったりの波があります。調子が悪くなれば、なにか迷信のようなものにすがりたくなるのも不思議ではありません。風水や占いをやたら気にする人がいます。ジンクス・迷信にとても詳しい人がいます。神社やお寺に熱心に通う人もいます。お守り、お札、アクセサリーをやたら集める人もいます。経営者が風水や占いを気にするのは良いことですが、迷信に依存しすぎるのは良くありません。

2024年10月の8 経営者は往々にして迷信深くなる

トイレを汚れたままにしていると、お金が逃げていく。商談に行くときは、特定の色の靴下を履いてはいけない。財布の中のお金はきれいに方向をそろえないと、お金が出ていくばかりで入ってこない。
こんな話は、いままであなたも聞いたことがあるのではないでしょうか? 経営者の中にはこのようなジンクス、迷信にとても詳しい人がいます。
毎週のように風水師や占い師に相談にいく経営者もいます。自分で風水や占いの本を何冊も買って、一生懸命研究している人もいます。
神社やお寺に熱心に通う人もいます。行くと金運がアップする、お金に苦労しなくなるという伝説がある神社やお寺を徹底的に調べて、そのような神社やお寺に通い続けるのです。
中には、もはや経営者というよりは迷信の専門家ではないかと思うぐらいの人もいます。
経営はリスクを伴う判断の連続です。その判断一つ一つに、経営者としての責任がのしかかります。一歩間違えれば会社は倒産し、巨額の借金を抱えることになるかもしれない。従業員の多くを失業させ、その責任を問われるかもしれない。
緊張感のある中でいろいろな判断をしなくてはならない経営者が、迷信深くなるのも無理もないかもしれません。
風水や占いなどは必ずしも迷信とはいえません。むしろ、人間の勘による判断では限界がありますから、風水師や占い師の助言も経営の参考にするのは良いことかもしれません。
でも、それらに頼りすぎるのは良くありません。迷信を参考にしたり、風水師や占い師の助言を聞いたりするのは良いことですが、それらのみに依存していては経営がおかしくなってしまいます。経営者はあくまでお客様の声、現場の従業員たちの声、それから株主や他の利害関係者の声を聞きながら総合的に判断するべきです。


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