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2024年9月の3 ウクライナ料理レストラン『ジート』の暗号2、日本人は「パン」をお店で買うものだと思っている

ウクライナ料理レストラン『ジート Жито』で出されるちぎりパンは一から手作りしています。パンを手づくりしているというと、日本人はけっこう驚きます。ウクライナでは多くの人たちがパンを自宅で手づくりしています。逆に、ウクライナ人たちの多くはこんな風に驚いているかもしれません。「え? 日本人はパンをお店で買うものだと思っているの?」

2024年9月の3 ウクライナ料理レストラン『ジート』の暗号2、日本人は「パン」をお店で買うものだと思っている

ライ麦はウクライナにとって重要な文化です。名古屋市のウクライナ料理レストランがライ麦を意味する『ジート』と名付けられたのも、ライ麦がウクライナにとっていかに重要かが慮れます。
ウクライナ人たちの多くは、家でパンを手づくりしているそうです。手づくりにこだわる、というよりもウクライナ人にとってパンは手づくりするのが当たり前のこと、それが食文化として定着しているのかもしれません。
日本はお米の食文化の国です。代表的な日本食の多くに、お米が使われています。ただ日本でも昨今では洋食化の流れによってパンを食べる人も増えています。ただ日本人にとってパンは買うもの、お店で売っているもの、というイメージが強いでしょう。
ウクライナ料理レストラン『ジート』では、パンを厨房で手づくりしています。パンを手づくりしている、というと日本人にとってはちょっと驚きですね。「パンまで手づくりしているなんて、よっぽど手づくりにこだわっているお店なんですね」。そんな感想を持つ人も少なくありません。
でもウクライナ人たちは、パンをレストランの厨房で手づくりしていることが、それほどすごいことだとは思っていないのかもしれません。「日本人って、パンは必ずお店で買うものだと思っているの?」そんな風にウクライナ人たちは逆に驚いているかもしれません。
ウクライナ料理レストラン『ジート』にはまだまだほかにも、私たちが驚くような料理作りの文化が見られるかもしれません。


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