ホーム>トピックス>2025年6月 優れた経営者は自慢しない
優れた経営者は自慢しません。自慢する経営者は慢心するようになり、慢心によって経営は転落します。成功した経営者、現在調子が良くて輝いているように見えた経営者も、自慢を始めると転落が始まります。経営を失敗に導かないためには自慢をしないこと、経営者は常に謙虚な姿勢で学び続けることが大切です。
経営は山あり、谷ありです。調子の良いときもあれば、調子が悪いときもあります。調子が良いときに浮かれていると、悪くなったときにひどい目にあうかもしれません。
経営の調子が良いときは、経営者も気分がよいでしょう。浮かれがちになって、いろんな人に「私のビジネスはうまくいっているぞ」と自慢したくなります。自慢すれば人々はうらやましがります。成功者には人が集まります。集まってきた人に自慢すれば、ますます気分が良いでしょう。一方で「あなたは変わってしまった」と、古くからの友人は去っていくかもしれません。
調子が良いときは、自慢したくなるものです。でも、自慢ばかりしているとだんだん経営者は慢心していきます。そして、経営者が慢心してしまうと、往々にしてビジネスの調子が悪くなったり、周囲に裏切られたりしやすくなります。
成り上がった経営者が慢心し、潰れて消えていくのは珍しいことではありません。経営者は慢心しないよう、細心の注意を払いましょう。
優れた経営者は自慢しません。むしろ常に謙虚で、できるだけ人々の話を聞こうとします。そうして、調子が悪くなったときでもひどい目にあわないよう、あらかじめ対策を考えておくのです。
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