
ホーム>トピックス>2026年7月の8 側近や気に入った人たちの意見を聞くだけでなく、声なき声を拾う
経営者は冷静で客観的な判断が求められます。冷静で客観的に判断するためには、広く多角的な情報収集が必要です。つまり、自分の側近たちや気に入った人たちの意見だけを聞いていてはだめで、広く意見を聞く必要があります。むしろ意見を言わない人たち、黙っている人たちの意見を積極的に聞くことが大切です。むしろ意見を言わない人たちの、声なき声を拾えるかどうかで、経営者が良い判断ができるかどうかが大きく違ってきます。
専制君主あるいは独裁者のように振る舞う経営者がいます。彼らは側近の意見、あるいは自分の耳に心地よい意見だけを聞いて経営判断します。自分の気に入った人間の意見は聞くけれども、気に入らない人間の意見は全く聞こうとしない経営者もいます。経営者が心地よい意見を言う部下を優遇し、気に入らない意見を言う人たちを排斥していれば、企業内はだんだん正しい意見が言えない雰囲気になり、正論を言える人がいなくなってしまいます。
経営者が自分の好き嫌いだけで経営判断していては危険です。独裁的な経営者はうまくいっている間は良さそうに見えますが、失敗したときに引き返すことが出来なくて会社が潰れやすいです。特に自分の勘や判断力を過信する独裁的な経営者は自らの失敗を反省できず、ズルズルと破滅への道を突き進んでしまいます。なぜなら、独裁的な経営者の元にいるのは経営者と同じ意見のイエスマンばかりになており、正論を言える人が居なくなっているからです。プーチンがロシアを崩壊させてしまったのと同様に、愚かで独裁的な経営者は自らの会社を崩壊させてしまいます。
経営者は、広く意見を聞きましょう。側近や気に入った人たちの意見を聞くだけでなく、普通なら自分には届かない声、声なき声を拾いましょう。適切な経営判断をするためには、適切な情報収集が不可欠です。声なき声を拾うことで、会社として本当に進むべき道を見つけ出していきましょう。
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