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神を敬い・・・

天地の律法における三大綱領の第二は、「神を敬(うやま)ひ、長上を尊み、博(ひろ)く万物を愛すること」です。律法はまず神を敬うこと、そして長上を尊ぶことを規定しています。

神を敬い・・・

神は万物を創造しました。私たちも神によってつくられました。それゆえ私たちはまず神を敬うことが求められます。何よりもまず神を敬うことは、この世に生きる私たちにとって当然のことです。
律法はまた私たちに、長上を尊ぶことを求めています。
ここで「長上」というのは、単に年長者ということではなくて、神を中心とした霊的な階層における上位の人のことをいうと思います。ですので、たとえ年齢的には下であっても、自分より霊的な階層が上位であれば、長上として尊ぶことが求められるのではないでしょうか。
私たちは、博く万物を愛さねばなりません。万物はすべて神によって創造されたものであり、それらは何一つとして不要なもの、意味のないものは無いからです。
万物を愛するというのも、容易なことではありません。どうしても人には好き嫌いが生じてしまいます。好き嫌いは、偏見・憎しみ・反目を生み、それが人を不幸にし、社会を住みにくいものにしてしまいます。
神を敬い、長上を尊み、博く万物を愛すること。どれも基本的なことであり、生きる上でなおざりにしてはならないことです。

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出口王仁三郎について

意欲的で有能な若き経営者
上田喜三郎(後の出口王仁三郎)はどのような人であったのでしょうか。どうやら彼の若いころは記憶力が良く、学問に長け、意欲的で有能な若き経営者としての側面があったようです。
神の概念の再構築
出口王仁三郎における神の概念とは、どのようなものなのでしょうか。それは日本の神々、菩薩・観音、世界の神々、あるいはユダヤ・キリスト教の神とはどんな関連があるのでしょうか。
宗教団体の教祖
出口王仁三郎は宗教団体である大本を大きく成長させた教祖として広く知られています。教祖は霊能者・予言者であったといわれており、また時の政府に危険な活動家とみなされたこともあったようです。
芸術と宗教の一体化
出口王仁三郎は多くの芸術作品を残した芸術家として知られています。彼にとって芸術とは何だったのでしょうか。多くの芸術作品により彼は何を伝えようとしていたのでしょうか。
運命の受容
出口王仁三郎は宗教活動に専心していく中でさまざまな困難に見舞われます。彼はそれらを運命として受容し、ひたすら耐え続けていきます。その忍耐力には驚くものがありますが、同時に一つの疑問を感じさせます。

天地の律法

省(かへり)みる
天地の律法には内面の五戒律と、外面の三大綱領があります。そのうち、内面の五戒律の最初に来るのが省(かへり)みる、すなわち「反省」です。霊界物語は私たちに、何よりも反省することを求めています。
恥(はづ)る
天地の律法における内面の五戒律、その二番目は恥(はづ)るです。恥とはどういうことをいうのでしょうか。ここでは何を、どのように恥じることが求められるのでしょうか。
悔(く)ゆる
さて内面の五戒律の三番目、それは悔(く)ゆるです。天地の律法は過去を見つめ、自らを悔いることによって内省し、もって自らの心を改めることを私たちに促しています。
畏(おそ)る
制定された天地の律法は内面的には五カ条あります。その四番目は畏(おそ)るです。私たちは増長し、慢心し、自分勝手な振る舞いをすることがあります。律法はこれを戒め、私たちに畏れることを求めています。
覚(さと)る
さて、天地の律法の内面的な五戒律もいよいよ5つ目です。それは覚(さと)るです。律法は私たちすべてに覚ることを求めています。覚ることにより見えていなかったものを見、気付かなかったことに気付くことができます。
夫婦の道
天地の律法のうち、今度は外面的な三大綱領を見ていきましょう。その第一には、「夫婦の道を厳守し、一夫一婦たるべきこと」とあります。すなわち、夫婦一対であることを律法において規定しているのです。
神を敬い・・・
天地の律法における三大綱領の第二は、「神を敬(うやま)ひ、長上を尊み、博(ひろ)く万物を愛すること」です。律法はまず神を敬うこと、そして長上を尊ぶことを規定しています。
悪事をなすべからざること
天地の律法もいよいよ最後です。その外面的な三大綱領の第三は、「たがひに嫉(ねた)み、謗(そし)り、詐(いつは)り、盗(ぬす)み、殺(ころ)すなどの悪事をなすべからざること」です。

霊界物語

災い等が生まれるもと
霊界物語が私たちに伝えたいこと、それはあらゆる災い・不幸・争いのもとが何であるかということではないでしょうか。災い・不幸・争いは、自分自身の心の中に生じるねたみや欲望から出てくるのです。
キリスト教のエッセンス
霊界物語には聖書からの引用があり、またキリスト教の教えを感じさせる表現がいくつか見られます。物語は神道・仏教とともにキリスト教とも習合し、その中にはキリスト教のエッセンスが少なからず含まれています。
将来への暗示
霊界物語は出口王仁三郎が身体を離脱して霊界に赴いた際に見聞したことの一部を書き記したものだそうです。これは霊界の出来事であるとともに、この世のもろもろの現象を映し出してその将来を暗示しています。
宗教・信仰の役割
霊界物語は私たちに多くの示唆・教訓を与えてくれます。神々によって織りなされる、縦横無尽に変化するとても不思議な物語は、宗教・信仰が人間社会の中で果たすべき重要な役割を果たしています。
精神の建て直し
霊界物語の願うところは、私たちの精神の建て直しです。人々が物質文明に毒された精神を少しでも入れ替えて、天地を畏れて神々を敬うようにという願いが、この物語には込められています。

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