TamatsuLab
メタボ

健康・医療・学習・自己啓発記事メタボとその対策>脂肪吸引について

脂肪吸引について

脂肪吸引という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ひところ美容整形手段のひとつとして大きく話題になりましたので、詳しい方も多いかもしれません。インターネットでも脂肪吸引のことを紹介・説明しているサイトがたくさん出来ています。

脂肪吸引について

脂肪吸引とは、筒状の金属を身体に差し込んでそこから皮下脂肪を吸引するという外科手術です。
今までの大掛かりな外科手術と比べると、細い筒を身体に差し込むことによる小さな傷が付くだけですみます。
脂肪吸引は整形外科などで行うことができますが、その効果には個人差があり、リスクもあります。脂肪吸引を希望される場合は、専門に行っているお医者さんによく相談するのが良いでしょう。
さて、この脂肪吸引手術はメタボ対策になるでしょうか。メタボとは内臓脂肪が蓄積されることによって引き起こされる症候群のことです。ですから内臓脂肪を減らさないと本来のメタボ対策にはなりません。
残念ながら、脂肪吸引で吸い出すことができるのは皮下脂肪だけです。
メタボで問題になっている内臓脂肪は、外科手術で取るのはとても困難で危険です。身体を危険にさらすよりも、食生活の見直しや適度な運動をするほうが健康的ですしより安全な方法といえるでしょう。
また、ある部位の皮下脂肪を吸い出しても食生活が変わらなければ他の部位に皮下脂肪、あるいは内臓脂肪が溜まることになります。どうやら脂肪吸引はメタボ対策の有効手段とはいえないようです。

△メタボとその対策に戻る

メタボについて

メタボとは
世間一般では単に太っている人のことをメタボだと思っている人が多いようです。たしかに肥満はメタボの一要因ではありますが、それだけではメタボの問題を理解しているとはいえません。将来後悔しないためにも、メタボについて正しい理解と日ごろの対策が大切です。
引き起こされる病気
メタボとは内臓脂肪が蓄積されることによって発生する高血圧などの症候群のことをいいます。メタボになることで糖尿病、高血圧症などの成人病が引き起こされ、さらにそれから心筋梗塞などの深刻な疾患がはじまります。
なぜ40才代から危険なのか
メタボリック・シンドロームは内臓脂肪が蓄積される形の肥満により、糖尿病や高血圧症などの成人病を引き起こす症候群のことをいいます。メタボの状態を放置しておくと心臓病や脳梗塞などになりやすく、危険であると言われています。
皮下脂肪と内臓脂肪
脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪の二つのタイプがあります。皮下脂肪とは皮膚のすぐ内側につく脂肪で、内臓脂肪は内臓の周囲につく脂肪です。メタボで危険といわれているのは内臓脂肪の方です。
メタボ健診とセルフチェック
2008年からメタボリックシンドローム健診(メタボ健診)が始まりました。厚生労働省による日本国民の健康と安全のための新たな動き、試みであるこのメタボ健診ですが、その趣旨が完全に国民に浸透しているとはいえないようです。

メタボ対策

食事によるメタボ対策
食べものは人の身体をつくる栄養素です。食べすぎ、飲みすぎだけでなく、食生活が偏っていたり、食事する時間が不規則だと、身体は食べものをうまくエネルギーに変換できなくなります。
運動によるメタボ対策
運動不足はメタボの主原因のひとつと言われています。身体を動かさないことで筋肉が落ち、基礎代謝が下がって内臓脂肪がたまりやすくなります。特におなか周りの筋肉が弱いとだんだんおなかがたるんできます。
禁煙
喫煙している人がメタボになると、その危険度は急激に高まります。メタボ健診などでメタボ、あるいはメタボになる可能性があると判定された人は、その人のためにも速やかに禁煙されることが推奨されています。
禁酒・節酒
お酒とメタボとの関係はかならずしも明確ではありません。お医者さんによっても意見はまちまちです。メタボになってもお酒は別にかまわないというお医者さんもいますし、禁酒・節酒を強く推奨する人もいます。
おクスリ
人は病気になるとおクスリを飲みます。風邪を引いたら風邪薬、胃がもたれたら胃薬、頭が痛ければ頭痛薬など、それぞれの病気に対応したいろいろなクスリが開発されています。
脂肪吸引について
脂肪吸引という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ひところ美容整形手段のひとつとして大きく話題になりましたので、詳しい方も多いかもしれません。インターネットでも脂肪吸引のことを紹介・説明しているサイトがたくさん出来ています。
民間療法
メタボとその危険性が広く知られるようになるとともに、メタボに対する民間療法も数多く出現してきています。民間療法にはいろいろな種類があります。あまり知られていないものから、中には本が出版されたりインターネットサイトで紹介されて話題を呼んでいるものもあります。

メタボ予防

日ごろの食生活
メタボになってしまってから対策するのは大変です。出来てしまった内臓脂肪を減らすには大変な苦労がいりますし、長年身についてしまった生活習慣を変えるのはつらいものです。しかも、それをずっと続けなくてはいけません。
運動習慣
メタボリックシンドロームは内臓に脂肪が蓄積されることによって発生する症候群のことです。内臓に脂肪が蓄積されるのは食べたもののエネルギーが消費されずに身体に溜め込まれるからです。
自宅でメタボチェック
メタボは、恐ろしい成人病につながる危険な症候群です。メタボになってから健康な状態に戻すのはけっこう大変です。太りやすい食生活や運動不足、喫煙など、長年の生活習慣はなかなか変えられないからです。

健康のために

お酒とタバコ
メタボリック・シンドロームは内臓脂肪の蓄積が原因です。お酒とタバコはメタボとはかならずしも直接関係してはいません。ですが、健康のことを考えるとメタボとともにお酒とタバコの話をしないわけにはいきません。
家族の協力
人は何もしなければ年齢とともに免疫力や体力が衰えていきます。いつもどおりの日常生活を送っていても、少しずつ身体の状態はそこなわれていくものです。

ページのトップへ戻る