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肥満との関係

肥満というのは一般的には太りすぎと解釈されています。身長と比べて体重が重過ぎると肥満であるとみなされたり、体脂肪率を測定して一定以上だと肥満と判定されたりします。

肥満との関係

一方で、糖尿病は血糖値が高いままで下がってこない病気のことです。血液中のブドウ糖濃度が高くなることで様々な合併症を引き起こす病気です。

ところで、糖尿病と肥満とはどんな関係があるのでしょうか。

肥満になる人は比較的糖尿病になりやすいといえます。肥満は食べたエネルギー分が消費されずに、脂肪として身体に蓄えられることでおこります。食べたエネルギーが消費されずに、ブドウ糖として血液中に残ってしまう糖尿病と、原因となる生活習慣が類似している場合が多いのです。

しかし、肥満に分類されたからといって、必ずしもその人が糖尿病になるわけではありません。肥満はあくまで体重や脂肪分の多さが問題で、それが必ずしも血糖値の上昇につながるとは限らないのです。

また、肥満でなくても糖尿病になることがあります。食べても太らない人、というのは一見うらやましいような気がしますが、血糖値が高くなっている場合があります。やせているからといって油断していると糖尿病の発見が遅れることがあるので注意が必要です。

肥満は将来的に様々な成人病を引き起こすおそれがあります。糖尿病とともに、生活習慣を見直し、早めの対策、予防につとめることが、健康で元気な生活を続けるためにはとても大切です。

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糖尿病とは

糖尿病の定義
いまや国民病とも言われる糖尿病ですが、具体的にどんな病気かと言われるとあいまいにしか答えられない人が多いのではないでしょうか。ここではその気になる糖尿病について、その定義を簡単にお話しします。
糖尿病の検査方法
糖尿病は合併症状が出てしまってからでは治療するのは大変です。合併症を起こさないためにも、早期に発見して治療、対策することがとても大切です。糖尿病かもしれないと心配であれば病院などで検査を受け、お医者さんのアドバイスを受けることをおススメします。
糖尿病の歴史
糖尿病は古くからある病気で、その歴史は数千年前にさかのぼります。エジプトやギリシャの医師たちは原因不明の病気としてその症状をさまざまな記録にのこしており、それが糖尿病であったと推定されています。
糖尿病の原因
糖尿病は血糖値(血液中のブドウ糖成分をあらわす値)が高い状態のまま正常値に戻らなくなる病気です。血糖値が高い状態がずっと続くと、様々な合併症を引き起こすことになります。
肥満との関係
肥満というのは一般的には太りすぎと解釈されています。身長と比べて体重が重過ぎると肥満であるとみなされたり、体脂肪率を測定して一定以上だと肥満と判定されたりします。

糖尿病の治療

運動療法
糖尿病は血糖値が高くなる病気ですから、治療方法としてまずは血糖値を下げてあげることが必要です。血糖値を下げてあげるにはいくつかの方法がありますが、ここでは運動療法を取上げます。
食事療法
糖尿病は生活習慣病のひとつともいわれています。特に食生活は糖尿病の主要因とされているくらいで、食習慣は血糖値に大きく影響します。糖尿病の治療を行う場合も食事療法はとても重要です。
薬事療法
糖尿病は血糖値が高くなってしまう病気で、その治療方法としてまずあげられるのが運動療法、食事療法です。しかし、運動療法や食事療法でもなかなか血糖値が下がってこない場合があります。
低血糖時の対応
糖尿病は血糖値が高くなる病気ですが、治療中は低血糖になることもあります。低血糖になると、貧血のようにめまいがして頭がふらふらしたり、目の前がぼんやりしてきます。ひどい場合は失神してしまうこともあります。
インスリン注射
血糖値が上がったまま正常値に戻らない糖尿病は、その代表的な治療方法として、食事療法、運動療法、そして薬物療法があります。まずは食事療法、運動療法を行い、それでも血糖値が下がらない場合はおクスリを飲んで血糖値を下げます。
合併症からの糖尿病治療
糖尿病は初期の頃は自覚症状も特に無くて大した病気で無いと思われがちです。実際、合併症が出る前の糖尿病患者は全く一般の人と変わらないように見えます。しかし、合併症が始まると事態は一気に変わります。
民間療法は大丈夫か
糖尿病の治療は地道な努力が必要です。食事療法も運動療法もずっと根気良く続けなくてはいけません。しかし、「ずっとこんな苦労をしなくてはいけないのか」、と思うとだんだん気分がめいってくるものです。

糖尿病の予防

年齢と食生活の変化
人間は年齢とともに少しずつ体質変化します。同じ食生活を続けていても若いころと年を重ねてからでは身体への影響が違ってきます。若いころは平気だった血糖値がだんだん上昇しやすくなるのも体質が変化するためです。
スポーツと糖尿病との関係
糖尿病の治療には食事療法と運動療法を組み合わせるのが良いとされています。毎日の規則正しい運動は、治療だけでなく糖尿病を予防するためにもとても有効だといわれています。
検査とセルフチェック
糖尿病は自覚症状もなく、血糖値が高くだけであとは普通の生活ができてしまうのでついつい軽く見られがちです。しかし、自覚症状が出てしまってから治療するのは非常に大変ですから、早めに発見して対策するのがとても重要です。

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