持続可能な開発目標(SDGs)と企業の行動方針について>企業のこれからについて
SDGsは企業に大きな方針転換を迫っているように見えます。SDGsに従うなら、これまでの大量生産・大量消費を見直し、環境に大きな影響を与える開発を控え、利益を追求するために激しく競争したり、格差を拡大するような事業はしないようにしていかなくてはならないでしょう。企業はあくまで利益を追求しなくてはなりません。今までのやり方では利益を追求できないのであれば、やり方を変えていかなくてはなりません。それでは、これからの時代企業はどのように考え、行動していくべきでしょうか。
これから人々は仲良くならなくてはなりません。競争し、足を引っ張り合い、紛争をしている場合ではありません。私たちはこれから助け合って生きていくんだと、決して争い事を増やさないんだと覚悟を決めなくてはなりません。企業もまたしかりで、争い事を増やすのでなく、社内外で仲良くなり、助け合っていく覚悟を決めていかなくてはなりません。
かつて勝者は威張り、敗者は辛酸をなめるのが当たり前でした。しかしこれからは、勝った者が負けた者に頭を下げ、負けた者たちを助けていく時代になろうとしています。
ただし、だからといって企業が競争をやめ、勝ちをめざさないというわけではありません。これからも企業は強くなるべきです。競争に勝って生き残っていくことをめざさなければなりません。でも、これからは勝てば勝つほど、強くなるほどへりくだらなくてはなりません。
企業は自らより魅力的になるよう、磨きをかけなくてはなりません。魅力に関する世の中の尺度が変われば、企業の向かうべき道も違ってきます。
新しい道を進むにあたって強気になりましょう。明るく前に進みましょう。利益を追求するとともに、良い評判・高い評価も得られるよう目指しましょう。利益と持続可能性の両方を手に入れようとする、良い欲ばりになりましょう。
迷ったときは従業員たちが楽しく夢中になれることを選びましょう。
事業活動をするときは、地球への感謝、人への感謝、資源への感謝を忘れないようにしましょう。
そして、それら全てから感謝される企業になることを目指しましょう。
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