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八法経営曼陀羅について

八法経営曼陀羅は、経営者として気をつけ、心がけることついて、図にまとめたものです。天・地・火・水・和・徳・道・宝の八項目を周囲に配置するとともに、経営者が中央にいます。

八法経営曼陀羅について

この図を作ったのは、経営の細かい指針を知りながら、同時に全体像を把握するためです。この図を活用することによって経営の改善点が見えやすくなると思います。
経営者は目先のこと、細かいことにも丁寧に対処しなくてはなりません。しかしながら、同時に経営者は常に長期的視点に立って全体像を見る必要があります。経営者が部分的なことばかりにとらわれていると、全体がおろそかになります。だからといって、目の前で起きている問題を素早く処理しなければ経営は傾いていってしまいます。
経営関連の本は豊富で、参考になるものがたくさんあります。ただ、たくさん本を読んで知識を増やした人が、うまく経営できるわけではありません。知識が偏っていたり、たとえ知識があっても必要なときに思い出せなかったりすると、せっかくの知識をうまく活用できません。
現在すでに経営に携わっている方、あるいはこれから経営者をめざす方には、この図を壁に貼るなどしてぜひこの図を活用し、経営改善に活かしていただきたいと思います。

八法経営曼陀羅

八法経営曼陀羅解説

求められる「人財」になる

あなたは仕事に対して、どのように取り組んでいますか? あなたは、上司や周りの人からどのように思われていますか? 求められるような人材になるには、どのようにすれば良いでしょうか?

①仕事を「めんどうくさい」といやがる。やらない言い訳ばかり考える。
②上司が見ている間は仕事をするが、見ていなければすぐに手を抜く
③よく「早とちり、ミスが多い」と注意される。トラブル処理に時間をかけてばかりいる
④周りのひとたちと上手く協力できない。他人の悪口をいう。他人のせいにする。周りの人たちからの評判が悪い
⑤「余計なことをするな、頼んだことをちゃんとやってくれ」とよく言われる

こういう人は、職場にとってはちょっとマイナスです。とても求められる「人財」とはいえませんね。
求められる人材になるには、以下の3つが大切です。

①頼まれた仕事内容を正確に確認し、確実に処理する
②仕事が早く終わったときは、周りの人々の仕事も意欲的に手伝う
③仕事の全体像を見渡し、常に改善をこころがけ、積極的に提案する

いかがでしょうか。この3つのことは、簡単にはできないかもしれません。しかし、少しずつ取り組んでいくことによってだんだんあなたの評価も良くなり、いつしかあなた自身が職場に「なくてはならない存在」になっていくことでしょう。

「人財」が育つ上司になる

あなたの企業で部下たちはどのように仕事に取り組んでいますか?どんな部下を増やしたいですか? できれば、チームの雰囲気を明るくし、仕事を期待以上にこなし、前向きで積極的な提案をしてくれるような「人財」を育てたいですよね。でも、どうすればそんな理想的な「人財」が育つでしょうか?上司としてどのうように行動し、指導すれば「人財」が育っていくようになるのでしょうか?

①常に「自分が正しい」と言い張り、間違いを認めない上司。
②思い込みや先入観でものごとを判断する上司。
③感情に左右されやすく、怒りっぽく、他人の悪口をよく言う上司。
④細かい話ばかりに口を突っ込み、部下の仕事に文句ばかり言う上司。
⑤部下の間違った報告、ウソ、他の職場仲間の中傷など、情報をちゃんと確認せずにうのみにする上司。

こんな上司では、部下も働くのが嫌でしょうね。優秀な部下ほど上司を見限って出て行ってしまうかもしれません。
部下が「人財」として育つために上司が心がけなくてはならないのは3つ、すなわち、

①圧倒的に信頼されること
②魅力を感じさせること
③勇気を持たせること

です。
いかがでしょうか。
この3つができない上司は、部下をうまく育てることはできません。上司が圧倒的に信頼され、魅力を感じさせ、勇気を与えることができれば、部下は驚くほどの成長を見せることでしょう。
部下がなかなか思うように育ってくれない。良い仕事をしてくれないと嘆く上司の方々は、一度自分自身を見直してみましょう。信頼されるような発言や行動をしているか。部下が魅力を感じるようなふるまいをしているかどうか。そして部下たちに勇気を与えているかどうか。上司の心がけが、部下の成長を大きく左右するのです。

TamatsuLab八法経営塾について

TamatsuLab八法経営塾は、天・地・火・水・和・徳・道・宝の八項目に基づいて経営を実践すべく、経営者あるいは経営者をめざす人々が集まる塾です。年会費制で、個別の実践体験や不定期の勉強会を実施します。TamatsuLab八法経営塾の詳細についてはTamatsuLabまでお問い合わせ下さい。

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