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1.天の章

天とは地球を包む空であり、自然環境であり、運命であり、人智を越えたものです。私たちは天の下に住み、天が与える運命に翻弄されながら人生を過ごします。天が私たちにどのような運命を与えるのかはわかりません。

1.天の章

経営者は天命を受け入れつつも、チャンスを逃さず的確に経営判断をしていかなくてはなりません。天の章では、経営に影響する環境とそのポイントについてまとめました。

・時代、季節、タイミング
時代は変化します。季節は変わります。時代や季節が変わると、街の様子も人々の行動も変わります。事業を効果的に進めるためには、時代や季節の変化に敏感になり、事業を動かすのに良いタイミングを見逃さないことが大切です。時代や季節を考えずに経営判断するのは危険です。

・政策、法律、流行
市場は政策の変化、法律の改正や流行の影響を受けます。経営者が政治や法改正、流行に興味を持つことは大切です。ただし、あくまで事業に影響しそうな内容、経営判断に役立つ情報のみに限るのが良いでしょう。

・国際情勢
国際情勢の変化によって国内の景気、人の動きや商品の売れ行きが大きく変化することがあります。国際情勢の変化が大きなチャンスになることもあれば、リスクになることもあります。

・変わらない原理・原則
社会や市場には変わらない原理・原則があります。変化に目を奪われていると、ついつい原理・原則を見落としがちになります。経営者は目先の変化に振り回されすぎず、変わらない原理・原則を見失わないことが大切です。

・自然、市場のサイクル
自然や市場にはサイクルがあります。草木は種を蒔く時期、成長する時期、花開く時期、稔りと収穫の時期、枯れ葉が落ちる時期と続き、再び種を蒔く時期に戻ります。市場も導入期、成長期、成熟期、衰退期などがあるといわれます。それぞれの時期によって経営者が打つべき手は変わってきます。

・突然の大激動
いま私たちは「大激動の時代」にいるといわれています。情報は光速で伝わり、人々の行動は一夜で変化します。昨日まで常識だったことが今日は全く通用しない、ということも起こりえます。災害や天変地異によって人々の生活が大きな影響を受けることもあります。突然の大激動に遭遇しても経営者は冷静に対処し、むしろそれを利用していくぐらいの気持ちが求められます。

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八法経営曼陀羅解説

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