TamatsuLab
slide1

八法経営曼陀羅について>3.火の章

3.火の章

火は物質が酸素と反応し、内部エネルギーを消費して光と熱を発しながら化学変化をおこす現象です。火は短い時間で物質を一変させます。

3.火の章

火は戦いのための武器になり、危険な凶器になり、使い方によってはとても便利な道具になります。火の章では、短期間の戦いで勝利を目指すポイントをまとめました。

・スピード
戦いはスピードが大切です。戦いに勝つためには、素早く一気に動ける組織をつくることです。

・強気
戦うにあたってはより強気なほうが勝ちやすいです。経営者は組織を勇気づけ、強気の度合いを上げていかなくてはなりません。

・情報と決断力
戦いは決断の連続です。間違った決断は敗北につながります。戦いで負けないためには、情報と決断力が重要です。必要なのは戦う相手の情報、自分自身の情報、そして戦いの場の環境条件です。経営者は情報を分析したうえで戦うべきか否か、また戦うならどこでどのように戦うかをタイミング良く決断します。情報が不正確でも、情報分析が不十分でも、あるいは決断力がなくても戦いは危うくなります。

・相手の急所を見つける
相手の急所がわかれば、戦いで勝ちやすくなります。相手の急所が見つからないときは、フェイントなどでゆさぶりをかけ、相手の戦力が分散するようにしむけます。相手の戦力が分散すれば戦いやすく、急所も見つけやすくなります。

・自分の急所を見せない
相手に自分の急所がばれてしまうと、そこばかり攻撃されて苦しくなります。戦うときは自分の戦力を集中させるとともに、急所を相手に見せないことが大切です。場合によっては、偽情報を相手に流して違う場所が急所であるように思わせるのも有効です。

・上手く手早く仲直りする
戦いは長引くとお互いに疲弊します。何よりも戦いは恨みを残します。戦いはできるだけ短期で済ませるとともに、恨みを残さないよう上手く手早く仲直りしましょう。どうしても相手を叩き潰さなくてはならない相当な理由があれば別ですが、よくよく慎重になってむやみに戦わないことが大切です。

△八法経営曼陀羅についてに戻る

八法経営曼陀羅解説

ページのトップへ戻る