人の気持ちはふらつきます。同じことをしていても楽しいと思うときもあれば、楽しくないと思うときもあります。他人がやっているのをみているとうらやましい、自分もやってみたいと思うのにで、いざ自分がやってみるとつまらなかったりします。
今日はこれを最初にやろう、と朝会社に来る前は心に決めていたのに、会社に来たら急にやりたくなくなってしまうこともあります。気分が乗らないときにムリしてその仕事をやると、なかなか進まない上にミスが多くなります。
気持ちがふらつきやすい人は、仕事のパフォーマンスが安定しません。仕事にミスが多くなるだけでなく、調子が良い時と良くないときとでの差が大きくなります。仕事でミスやムラが多くては、クレームになりやすいです。
ビジネスでは、安定した品質を提供しなくてはならない場合が多いです。気持ちがふらついて、ミスやムラが多いようではいけないのです。
安定した品質と提供し続けるためには、常に良い状態でビジネスをする必要があります。そのためには、どのようにふらつく気持ちをコントロールし、ビジネスに前向きな気持ちを作り続けるかが大切です。
ひとつには、、ふらつく気持ちをおさえるような工夫をすること。朝起きてからのルーチンを決め、パフォーマンスを発揮しなくてはならない仕事の場で最高の気持ちに持って行けるよう、気持ちをコントロールするのです。
もうひとつは、気持ちがふらついても安定した品質が提供できるようにすること。人によるバラツキに商品・サービスの品質が影響されないようなビジネスのしくみをつくることです。