人生はいろいろなことが起きます。楽しいこと、得する出来事もあれば、嫌なこと、損する出来事もあるでしょう。どう考えても納得のいかないような出来事もあるかもしれません。しかし、人生で起きたことは「すべて」受け入れることが大切です。人生で起きたことすべては「良いこと」であり、自分自身の心が成長するための糧になることなのですから。
楽しいこと、得する出来事があれば、多くの人は「よかった」と思うでしょう。逆に嫌なこと、損する出来事があると、それを「よかった」とはなかなか思えないでしょう。人生では楽しいこと、得する出来事ばかりがおきてほしいし、損する出来事はおきてほしくないものです。また、過去に起きた嫌な出来事は思い出したくないものです。納得のいかない出来事などがあると、思い出すたびに腹が立ったりします。
実際は、人生で起きたことを単純に「良いこと」、「悪いこと」と決めつけられるものではありません。たとえ同じ出来事でも、見かたによって「良いこと」にもなりますし、「悪いこと」にもなるのです。要するに、自分がそこから学び、心が成長するためのきっかけ、ヒントを得ることができたのなら、それは「良いこと」です。
意外と人は、トラブルや困難に直面したときほど、心が成長しやすいものです。楽しいことばかりしていると、心の成長が止まったりします。
もしかしたら、納得のいかないような腹の立つ出来事も、視点を変えて見直してみると、自分自身の心が成長するためのヒントが隠されているかもしれません。
人生を自分自身の心の成長のためのステージだと思って、人生で起きたこと「すべて」を受け入れましょう。そして、人生で起きたことすべてが「良いことだった」と思えるよう、それらから自分の心を成長させるために何が学びとれたかを考えていきましょう。
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