世の中には、必要なものと、必要でないものがあります。同じものでも人の価値観によって必要だったり、必要でなかったりします。また、時と場合によって同じ人があるものを必要だと感じたり、必要でないと感じたりします。人々によって捨てられていた全く必要とは思われなかったものが、ちょっとした工夫で多くの人々に必要とされる宝物に生まれ変わることもあります。
ポイントは人の価値観、そして考え方です。必要なものは、どうして人々から必要とされているのでしょうか。便利だから、使いやすいから、他に代わるものが無いから・・・。でも、本当にそれが人々に「必要だ」と感じさせる理由なのでしょうか。
必要でないもの、多くの人々が目もくれない、誰からも必要とされていないものに注目してみましょう。本当にそれはどうあっても必要とされない、いらないものなのでしょうか。必要なものと、必要でないものの判断を分けるのは、いったい何なのでしょうか。
ものにちょっとした工夫をする。他人の価値観、考え方をよく理解したうえで、ちょっとだけその視点を変えさせてあげる。それだけで、全く価値の無い、いらないものと思われていたものが、多くの人々が必要とし、買い求めたくなるようなものに生まれ変わるかもしれません。必要でないものを、必要なものに生まれ変わらせることが出来るなら、世の中の多くのガラクタが宝物になることでしょう。
△還和に戻る