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公務員

公務員とは国や公共団体などの公務に従事する者をいいます。公務とは、その国や公共団体などが提供する公共サービスを支える仕事です。社会の中で公共サービスは重要で、それを必要としている人に必要な時に、正しく、無駄なく、効果的に提供されることが求められます。公共サービスがタイミングよく、効果的に、正しく、無駄なく提供されるかどうかは、公務員が適切に仕事をするかどうかにかかっています。

公務員

公共サービスがタイミングよく、効果的に、正しく、無駄なく提供されるためには、公務員が以下のような考えに基づいて仕事に取組む必要があります。
タイミング良く: 公共サービスを受けようとする人たちがどんなタイミングでそのサービスを必要としているかを推測し、調査し、そのうえで最も適したタイミングで公共サービスが提供できるようにすること。決して国や公共団体などの組織や自分たち公務員の都合だけで公共サービスを提供するタイミングを決めないこと。
効果的に: 全ての公共サービスについて費用対効果を測定し、その目標を定め、改善、向上に努めること。効果的でない、あるいは改善・向上が見られない公共サービスについては、重点的に見直しをすること。
正しく: 作業ミス、見落とし、個人によるバラツキ、あるいは不正が発生しないような業務プロセスにすること。業務ごとの管理ポイントが明確になっていること。記録を残し、誰でも公共サービスが正しく提供されたかどうかをチェックできるようにしておくこと。
無駄なく: 公共サービスを提供する際に発生したクレーム、作業間違いによるやり直し、大量に用意しながら提供されなかったサービスなどによるコストは、「異常によるコスト」として計上すること。「異常によるコスト」は全ての公共サービスにおいて管理し、その原因と対策、予防方法について調査し、改善すること。
公務員がどのように仕事に取り組んでいるかによって、国や社会の暮らしやすさ、税負担などが大きく違ってきます。より良い国づくり、社会づくりのためには、公務員の仕事環境づくりとその改善が大切になってきます。


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