世界地域情報>北朝鮮情報
北朝鮮の地域情報について調査しています。通称北朝鮮として知られる朝鮮民主主義人民共和国は、朝鮮半島の北部を構成する東アジアの国あるいは地域です。北朝鮮に進出するにあたり知っておくと良さそうな情報を特集していきます。
北は中華人民共和国、北東はロシアと国境を接しています。南は韓国と国境を接しており、高度に強化された非武装地帯(DMZ)が朝鮮半島を2つに隔てています。北朝鮮は、自らが半島全体及びそれに隣接する島々の唯一正当な政府であると主張しており、南部を独立した国家として認めていません。西は黄海に、東は日本海に面しています。
約12.1万km2
ハムン(咸興)(77万)、チョンジン(清津)(67万)、ナムポ(南浦)(37万)、ウォンサン(元山)(36万)、シニジュ(新義州)(36万)、タンチョン(端川)(35万)など
およそ2,555万人
朝鮮民族が主流と見られています
ハングル(朝鮮語)
信教の自由は憲法上保障されてますが、無宗教が主流と見られています
中国大陸からの長く強い影響と、1910年から第二次世界大戦終結までの日本による統治時代の影響がありながら北朝鮮は独自の文化を発展させており、朝鮮民主主義人民共和国成立後に主流となった主体(チュチェ)思想によって北朝鮮の文化は特徴づけられています。
・非武装地帯
・主体思想塔
・万寿台大記念碑
・金日成広場
・祖国解放戦争勝利記念館
・錦繍山太陽宮殿
・金剛山
・馬息嶺スキー場
初等中等教育の11年間の無料の義務教育があります。
・平壌科学技術大学
・金日成総合大学
・金策工業総合大学
1910-45 大日本帝国による支配
1945 第二次世界大戦後、朝鮮半島はソビエト軍が北を占領し、米軍が南を占領
1946 ソビエト支援により、北朝鮮の共産主義政党である朝鮮労働党発足
1948 金日成指導者のもと、朝鮮民主主義人民共和国樹立宣言。ソビエト軍撤退
1950 独立を宣言した南との戦争(朝鮮戦争)
1953 休戦協定
1960- 急速な経済成長
1968 北朝鮮がアメリカ海軍の情報収集艦プエブロを拿捕(プエブロ事件)
1970 日本航空351便がハイジャックされ、犯人グループが北朝鮮へ亡命(よど号ハイジャック事件)
1972 北朝鮮と韓国が南北対話に関する宣言文章を発表(南北共同声明)。憲法に国家の運営思想としての主体思想を明記
1985 核兵器不拡散条約(NPT)に加入
1986 ニョンビョン(寧辺)の研究用原子炉が稼働
1991 北朝鮮と韓国が国連に加盟
1993 国際原子力機関は北朝鮮が核不拡散条約に違反していると非難。北朝鮮は反発。ノドンミサイル試射
1994 国際原子力機関(IAEA) からの脱退を宣言。金日成死去。息子の金正日が継承。米国と北朝鮮の間で、核計画を凍結する見返りに軽水炉の提供と食料、重油を供与する「核枠組み合意」を締結
1996 広範囲の洪水と飢饉で大量の死者が発生。北朝鮮が数千人の軍隊を非武装地帯に送る。小型特殊潜水艦により江陵に26名の偵察局工作員が上陸し、銃撃戦に発展(江陵浸透事件)
1998 弾道ミサイル発射実験(テポドン1号)。韓国で大統領に就任した金大中政権が「太陽政策」を開始
2000 金正日と韓国の金大中大統領が平壌で南北首脳会談。6.15南北共同宣言。韓国による対北朝鮮三大経済協力事業が進められる
2002 米国ブッシュ大統領による悪の枢軸発言。北朝鮮と韓国の海軍艦艇が黄海で銃撃戦(第2延坪海戦)。日本の小泉純一郎首相が平壌訪問。日本人拉致被害者の5人が日本に帰還。米日韓は北朝鮮が核開発をひそかに行っているとして石油輸出を停止。北朝鮮はニョンビョン(寧辺)の核施設を再稼働すると発表し、国連の査察官を追放
2003 核兵器不拡散条約(NPT)から撤退。8000本の使用済み核燃料棒の再処理を完了したと発表
2005 「自衛」のための核兵器製造を公に認める
2006 テポドンミサイルなど7発のミサイルを発射。地下施設で最初の核実験。国連による制裁
2007 5万トンの重油を受け取る見返りにニョンビョン(寧辺)の主要原子炉を閉鎖。過去10年で最悪の洪水被害。韓国が洪水被害の北朝鮮に約5000万米ドルの援助を送ると発表。二度目の南北首脳会談。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、南北を隔てる非武装地帯を歩いた最初の韓国の指導者となる
2008 韓国で「太陽政策」に対する不満が増大。李明博(イ・ミョンバク)新大統領が北朝鮮に対してより厳しい方針を取ることを約束。南北関係が急激に悪化。ニョンビョン(寧辺)核施設の原子炉の冷却塔を取り壊し。米国がニョンビョン(寧辺)原子力研究センターをテロブラックリストから削除。北朝鮮政府はIAEAの査察官が核施設に戻ることを許可
2009 ミサイル実験の後、北朝鮮が地下核実験。ビル・クリントン元米大統領が訪朝。米国のジャーナリスト二人を解放
2010 北朝鮮が韓国の島砲撃(ヨンピョン(延坪)島砲撃事件)。ニョンビョン(寧辺)原子力センターでウラン濃縮のための新しい秘密施設を建設
2011 金正日死去。金正恩が継承
2012 ロケット発射実験
2013 3回目の地下核実験。国連による制裁。開城工業地区から労働者を撤退させると発表。中国が北朝鮮制裁に参加
2014 弾道ミサイル試射。朴槿恵(パク・クネ)政権の韓国政府から北朝鮮に対して30億ウォン(約3億円)規模の人道支援実施
2015 寧辺原子力発電所を稼働状態に戻したことを発表。米国が北朝鮮に新たな制裁
2016 最初の水爆テストをしたと発表。開城工業地区操業停止。国連が制裁を強化
2017 金正男(キム・ジョンナム)がマレーシアで殺害される。北朝鮮の関与が疑われる。弾道ミサイルをめぐり米朝間の緊張が高まる
2018 北朝鮮と韓国の間で2年ぶりの交渉。北朝鮮は南の冬季オリンピックにチームを派遣。金正恩は、板門店の国境検問所で韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談。シンガポールで金正恩と米国大統領ドナルド・トランプ会談。
2019 金正恩がロシア訪問し、ウラジオストクでロシアのプーチン大統領と会談。米国大統領トランプ氏と金正恩が板門店で会談
高度に中央集権化された朝鮮労働党の一党独裁国家として機能しています。主体(チュチェ)思想と先軍思想(軍が全てに優先するとする思想)に導かれた革命的社会主義国とされています。
・万寿台議事堂
1,300ドル
1940年代以来、世界で最も閉鎖的で中央集権的な経済の1つを維持してきました。2020年の時点で、北朝鮮は中央集権的な計画経済の基本的な順守を続けています。
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